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生活に困った時に読む記事

【寒いお風呂に入りたくない】寒さの原因と対策あれこれ【浴室DIYの効果は微妙?】

2023-01-15

 

以前の記事でご紹介した築古戸建てですが冬がとにかく寒いです。

 

築50年の古い家なのでどうやら断熱が施されていないようです。

 

特にお風呂は、お風呂好きのワタシでさえ「お風呂に入りたくない」と思うくらい寒いので結構な寒さだと思います。

 

そこでこの記事ではお風呂の寒さの原因を探して寒さ対策のDIYをしたり解決策を探したりと悪戦苦闘した様子をご紹介していきます。

 

  • 築古戸建てに住んでいる方
  • お風呂が寒くて困ってる方
  • お風呂の寒さ対策を探してる方

このような方に参考にしてもらえたら嬉しいです。

 

 

 

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ウチのお風呂はこれくらい寒い【原因を考えてみた】

 

「お風呂が寒い」と言いましたが、具体的にどれくらい寒いのかと言いますと、

  • 事前にシャワーで50度のお湯を5分以上出しっぱなしにして温めないと凍えるくらい寒い
  • 浴室内が20度近くでもシャワーを浴びてない時はヒンヤリ寒い

というくらい寒いです。

 

ココがポイント

何もしていないと真っ昼間でもこのくらいの室温にしかなりません。

12月中旬の晴れている日なのですが、外気温(8度くらい)より低いのはさすがにちょっと寒すぎですね。

 

浴室の寒さの原因を探してみたところ、以下のような原因が考えられました。

お風呂が寒い原因

  • モルタルやタイルなどの冷えやすい材質
  • バランス窯があった場所から漂う冷気
  • 断熱材が使われてない古い建築工法
  • 家全体の傾きや歪みによる隙間風

 

 

原因その1:モルタルやタイルなどの冷えやすい材質【お風呂が寒い】

 

ウチの浴室には、モルタルやタイルなどの冷たさを蓄えやすい材質が壁や床に使われています。

 

直接触って冷たいのはもちろん、触れなくても近くにいるだけで冷気がジンワリ漂ってきます。

 

しばらくお湯をかけたりして温めても外が寒いと外気の影響ですぐに低温に引き戻されてしまいます。

 

 

原因その2:バランス窯があった場所から漂う冷気【お風呂が寒い】

 

昔は浴室内にバランス窯があったらしく、浴槽の横に大きなスペースがぽっかり空いています。

 

床より低い位置に穴が空いているので冷たい空気が流れ出てくる事は少ないのですが、ヒンヤリ感が漂ってきたり温まっていた空気が冷やされ続けるのでお風呂が温まりません。

 

 

原因その3:断熱材が使われてない古い建築工法【お風呂が寒い】

 

他の部屋のDIY作業で壁に穴を開けたのですが、外壁と内壁の間に断熱材がありませんでした。

 

お風呂だけでなく他の部屋などの冷えやすさから考えてみると、家全体に断熱材が使われてないのだと思います。

 

 

原因その4:家全体の傾きや歪みによる隙間風【お風呂が寒い】

 

どうやら家全体が傾いたり歪んでいるようで、窓やドアがピタッと閉まらなかったり砂壁DIYの時に壁の形が歪んでいたりしていて隙間風が吹いています。

 

屋内外だけでなく屋内同士でも隙間風が吹くので、温度を維持しにくい状況になっています。

 

風が冷たい季節などはお風呂など屋内の温度がどんどん奪われていきます。

 

ココがポイント

ウチのお風呂の場合は、

  • 古い工法
  • 材質など構造自体
  • 家の歪みによる隙間風

という風に複数の原因が絡み合って寒くなっているようです。

これらを解決すべく頑張ってみたDIYをご紹介します。

 

 

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【お風呂の寒さ対策】効果なかったDIY4選+計画倒れ1選

 

これまで探してきたウチのお風呂が寒くなる原因に対して行った寒さ対策DIYが以下の4つ+計画倒れが1つです。

寒さ対策DIY4選+1

  • 窓にプラダンを貼る
  • プラダンで二重窓にする
  • プラダンで換気口に蓋をする
  • プラダンでバランス窯スペースに蓋をする
  • (計画倒れ)壁全面にスタイロフォームを貼る

 

結果から言うとどれも解決には至りませんでしたが、皆さんのお家の浴室では効果があるかもしれませんので一応ご紹介しておきます。

 

 

効果なかったDIYその1:窓にプラダンを貼る【お風呂の寒さ対策】

 

最初に思いついたDIYが「窓にプラダンを貼る」でした。

 

窓は外の冷たさが伝わりやすいということを聞いたことがあったので、窓ガラスにプラダンを貼って空気を遮断しようと思いました。

 

しかし、窓ガラスから漂ってくる冷気は減ったものの全体的な寒さはあまり変わらないという微妙な結果となりました。

 

窓ガラスだけでなく冷たくなった金属の窓枠も浴室内を冷やしているらしいので、もっとしっかり遮らなければいけないようです。

 

 

効果なかったDIYその2:プラダンで二重窓にする【お風呂の寒さ対策】

 

窓と窓枠からの冷気をもっとしっかり遮断するために行ったDIYが「プラダンを使って二重窓にする」でした。

 

これにより窓からの冷気はかなり遮断されヒンヤリ感が伝わってくることはかなり減りました。

 

しかし、それ以外の原因で浴室内が冷やされているようで、全体的な効果としては微々たるものでした。

 

ココがポイント

浴室の寒さが窓ガラスの冷えや窓枠からの隙間風だけが原因の場合にはプラダンの二重窓化はそれなりに効果があるように感じました。

ウチのお風呂の場合では窓からの冷え以外の原因があったので効果は微妙でしたが「窓の寒さ対策だけで解決できそう」という方は費用や手間も少なくて済むので試してみる価値は十分ありそうです。

 

 

効果なかったDIYその3:換気口にプラダンで蓋をする【お風呂の寒さ対策】

 

ウチのお風呂には自然換気式の換気口がついています。

 

温められた空気は上に上がっていきますし、作りが古いタイプの換気口で空気が漏れているようでしたので「プラダンで換気口に蓋」をしてみました。

 

シャワーを浴びていると湯気が天井付近に留まるようになったので多少の効果はあったようですが、他の原因が影響しているらしくまだまだ浴室内は寒いままでした。

 

 

効果なかったDIYその4:バランス窯スペースにプラダンで蓋をする【お風呂の寒さ対策】

 

昔はこの浴室にバランス窯が置かれていたようですが、今はガス給湯器に交換されておりバランス窯があった場所がポカーンと空いています。

 

穴は床より低い位置にあるので冷たい空気が流れ出てくることは無いのですが、手をかざすとヒンヤリした空気が溜まっているのが分かります。

 

温まろうとしていたどんどん空気が冷やされ続けていって浴室内が十分に温まらないので「プラダンで蓋」をしてみましたが、冷気が噴き出していたワケではないので効果は微妙でした。

 

 

計画倒れDIY:壁全面にスタイロフォームを貼る【お風呂の寒さ対策】

 

浴室の寒さ対策DIYとして次に考えていたのが「壁にスタイロフォームを貼る」でした。

 

以前行った部屋を白くするDIYで砂壁にプラダンを貼った経験から浴室の壁にスタイロフォームを貼る方法を思いつきましたが、実行に移すことなく計画倒れに終わりました。

 

簡単で費用も安く済むDIYだったのですが、これだけたくさんの原因が影響しているとなると「壁だけ断熱できても効果が十分じゃないかも」と思ったのが辞めた理由です。

 

「もっと全体的に暖かくする方法が必要なのではないか?」と思い別の寒さ対策を考えることにしました。

 

あわせて読みたい
【断熱効果ある?】砂壁にプラダン貼って白い壁にしてみた【部屋を白く統一するDIY #4】

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【暖かいお風呂がやって来た!】解決してくれたのはコレでした【お風呂の寒さ対策】

 

どのDIYでも中途半端な効果になりそうだったので、いろんな原因に効果があって浴室を全体的に暖かくできる寒さ対策を色々考えました。

 

そして選んだのが温風とヒーターで多方面から浴室と身体を温めてくれる「浴室暖房」でした。

 

見るからに暖かそう!

 

結果的にはお風呂の寒さが解決できたので大きなメリットがありましたが、デメリットもあったのでご紹介していきます。

 

 

【デメリット】ハッキリ言ってお金がかかります【浴室暖房】

 

浴室暖房を設置するデメリットは「ハッキリ言ってお金がかかる」ということですが、その代わりに浴室は確実に暖かくなります。

 

いくら低予算DIYを心がけているとは言え、中途半端なDIYが何回も必要になってしまうと費用も膨らんでいきます。

 

体力にもモチベーションにも限界がありますし、まさに今お風呂が寒い状況をすぐに何とかしたいという迅速さも欲しかったので、貯金を取り崩して浴室暖房を設置することにしました。

 

ココがポイント

ウチの家の場合では、トータルで10万円弱くらいの金額(本体+基礎工事+個別対応工事など)で済みました。

電気工事士の資格を持っている方なら、本体のみを購入して自分で取付を行えば3割くらい安い費用で抑えられるようです。

こういった作業に慣れていて資格を持っている方はチャレンジしてみても良いかもしれませんね。

>>本体のみお求めの方はこちら

 

 

【メリット】確実にお風呂を暖かくできました【浴室暖房】

 

浴室内の温度だけを比べると、浴室暖房を設置する前と後では正直そんなに変わりません。

 

しかし、遠赤外線ヒーターが身体を芯から温めてくれるのでお湯に浸かっていない時やシャワーを浴びていない時でも寒さを感じません。

 

約10万円ほどのお金はかかりましたが、今後ずっとお風呂でリラックスできる時間を手に入れられましたし、浴室の換気や洗濯乾燥などもできるので良い買い物ができたと思えます。

 

今回設置した浴室暖房機がこちら


 

ココがポイント

在庫があって申込者が少なかったためワタシの場合は申し込みから4日目に設置してもらえました。

作業に来られた方が手際が良い方で1時間程度の作業で設置が完了しました。

ワタシのケースは稀だと思いますので、

  • 一般的には申し込みから設置まで2週間程度
  • 作業時間は2時間くらい

で考えておくと良いでしょう。

 

 

【要注意!】浴室暖房を選ぶ時はココに気を付けよう【浴室暖房】

 

お湯で身体が温まった時には温風でさえ身体に当たると寒いと感じます。

 

入浴中のお風呂の温かさを優先したい場合は、遠赤外線で身体を温めてくれるヒーター機能が備わっている浴室暖房機を選ぶようにしましょう。

 

ココがポイント

浴室内の換気や悪天候時の洗濯物乾燥などでは温風機能が重宝します。

予算との相談になってしまいますが、後悔しないためには可能な限りヒーターと温風の両方の機能がある浴室暖房機を選ぶことをおすすめします。

>>安くて機能十分な浴室暖房はこちら

 

 

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まとめ:【お風呂が寒い】古い家は原因がたくさん【予算が許せば浴室暖房が安心確実】

 

今回のまとめ

  • 築古物件のお風呂が寒いのは原因がたくさんあった
  • 素人DIYではすべての原因の解決は難しかった
  • 素人でも原因が限られていれば解決できそう
  • 確実に解決したいなら浴室暖房がおすすめ
  • ただしお金がかかる(今回は10万円弱)

この家を内見して購入したのは春から夏前にかけてでした。

 

最低限のDIYが済んで11月からようやく住めるようになったのですが、いつものように朝一でシャワーを浴びようと浴室に入った時にブルブルと震えが止まらないくらい寒かったのを今でも強烈に覚えています。

 

その寒さはお風呂に入る時間を夕方から夜に変更しなければいけないくらい衝撃的なものでした(それでも寒さに耐えながらの入浴でしたが・・・)。

 

これから冬本番という季節に差し掛かっていたので、急いでDIYで寒さ対策したり他にも解決策を試行錯誤した様子が今回の記事の内容となっています。

 

断熱が十分ではない築古戸建ては寒さの原因も一つではなく、たくさんの原因が絡み合って浴室内を寒くしています。

 

素人DIYでは原因の全てを解決するのが難しかったのでなけなしの貯金を使って浴室暖房を設置することを決断したのですが、結果としてはお風呂でリラックスできるくらいに解決できて大満足でした。

 

QOL爆上がりレベルで浴室の寒さを改善したい方には、浴室暖房は個人的には自信を持ってお勧めできる解決策だと思います。

 

お風呂が寒くて困っている方で、

  • ちょっとのDIYでは解決する自信が無い
  • お風呂を確実に暖かくできる方法を探している
  • お風呂が快適になるなら多少はお金がかかっても良い

という方は浴室暖房を検討してみても良いかもしれませんね。

 

今回設置した浴室暖房機がこちら


 

 

 

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