【携帯ブラックリストとは？】知っておくべき3種類のブラックリスト

生活保護受給者、その中でもホームレス経験者は携帯ブラックリストに載っていることが原因でスマホや携帯の審査に落ちることが多々あります。

ところでこの「携帯ブラックリスト」とは一体どういうものなのでしょうか？

名前だけは聞いたことあるけど詳しくは知らないなぁ

こんな方も多いと思いますので、携帯ブラックリストについて分かりやすくご紹介していきます。

スマホや携帯の契約に不安がある方は事前のセルフチェックのためにもぜひご覧ください。

【携帯ブラックリストとは？】知っておくべき3種類のブラックリスト

ブラックリストと聞くと名簿みたいなものを想像しがちですが、じつは携帯・スマホの場合だと契約時に参考にされている以下の3種類の情報のことを指しています。

携帯・スマホの審査に通るかどうかを左右するこれらの情報について分かりやすくご紹介していきます。

①利用履歴【携帯ブラックリスト】

各携帯会社がデータとして残している「自社サービスを利用したことがある人の利用履歴」です。

過去に以下のような問題行動があった人は「ブラックリスト扱い」としてマークされている可能性があります。

利用履歴でマークされてしまった人は、その携帯会社での新規契約や乗り換えの審査で落ちる可能性が高いので、他の携帯会社で申し込むしかないでしょう。

②不払者情報の交換【携帯ブラックリスト】

以下の2つの団体が保有している「平成11年4月1日以降に契約解除となり料金不払いのある人の情報」です。

不払者情報は契約していた携帯会社内の利用履歴に残るだけでなくこの2つの団体にも不払者として登録され、料金不払いの再発防止のために携帯電話等の移動系通信事業者間で交換されています。

契約を断られる時に「●●社で料金の未納があります」と言われたら、この不払者情報を基にしている可能性が高いです。

不払いが原因で審査に落ちる場合は不払者の対象から外れるか「ブラックOKの携帯・スマホ」で申し込むしかないでしょう。

③信用情報【携帯ブラックリスト】

「信用情報」とは、クレジットカードやローンの信用取引（契約・申込・滞納・利用など）に関する「過去から現在までの客観的な取引事実を表す情報」のことで以下の3つの団体が保有しています。

クレジットカードやローンの支払い遅延や滞納などのように支払いに問題があったり、年収に対して借入額が多い場合などには支払い能力や信用が低いと判断されてしまいます。

ただし、この「信用情報」は携帯・スマホ契約の場合では端末の分割購入の時にだけ関わってくる情報なので、端末をあらかじめ購入したりSIMのみで契約することで回避することが出来ます。

まとめ：普通に生活してる人には無縁だけど・・・【携帯ブラックリスト】

携帯ブラックリストについて簡単にご紹介してきました。

ご覧いただいたように、普通に契約して・普通に利用して・普通に支払っていればブラックリストに載る心配は皆無と言って良いでしょう。

しかし、生活保護受給者の中には精神障害を患っている人も多く、思考能力が低下して支払いを失念したり家計のやり繰りが苦手で滞納する方もいます。

また、ホームレス経験者には全てを投げ捨てて飛んで（失踪して）しまい、未納金をほったらかしにした方もいます。

人により様々な事情があるとは思いますが、新たに携帯・スマホを契約しようとして審査に落ちるのなら、

という流れでチャレンジしてみましょう。

今はいつ誰がどんな状況に陥るか分からない世の中なので、こういった情報を少しでも知っておくと役に立つ時があるかもしれません。