こんな時は数千円で買える小型暖房器具で乗り切ろう!
・・・と思っていたのですが、どの小型暖房器具が良いのか分からなかったせいで結局4個も買い替えるハメになってしまいました。
ワタシみたいにお金がない人にはこんな無駄な出費をしてほしくないので、使っていくうちに見えてきた「小型暖房器具の選び方・使いどころ」をご紹介していこうと思います。
ピンポイントで必要な小型暖房器具を選んで、ワタシみたいな無駄な出費をしないようにしましょう。
もくじ
お金がない人におすすめの小型暖房器具4選【数千円で寒さ対策】
おすすめの小型暖房器具の中で数千円くらいで買える商品を4つご紹介します。
お金がなかったワタシが「なるべく安いモノを」と思って買ってきた小型暖房器具の中には、生活スタイルに合うモノ・合わないモノがありました。
結局4つも買い替えることになったのですが、「使い方によってはどの小型暖房器具にも活躍の場がありそう」と思ったのでそれぞれの特徴を踏まえて詳しくご紹介していきます。
安くて自分の希望に合う小型暖房器具を探す時にぜひ参考にしてみてください。
その①:安さは最強の「電気毛布」【おすすめ小型暖房器具】
値 段 | 安め
※参考価格:4,600円 |
暖めタイプ | 電熱線 |
暖める範囲 | 狭い
※毛布が触れてる範囲のみ |
暖まる早さ | 早め |
電気代 | 安い
※約0.2円~1.6円(1時間あたり) |
消費電力 | 少ない
※約5wh~50wh(1時間あたり) |
個人的満足度 |
電気毛布は、中に仕込まれている電熱線が通電することによって発熱して毛布に触れている対象のみを温める小型暖房器具です。
メリット・デメリット【電気毛布】
メリット | デメリット |
値段が安い
電気代が安い 使い方の自由度が高い 人によってはコレ一つで事足りる |
暖める範囲が狭い
サイズや形の種類が多い 服にホコリが付きやすい 低温やけどの危険性がある |
電気毛布はしっかり温まるワリには値段や電気代が安いので「コスパ最優先の人には最適な小型暖房器具」です。
暖まる範囲はかなり限定的ですが、掛けたり・敷いたり・羽織ったりと使い方の自由度が高い上にしっかり暖かいので、人によっては電気毛布だけで事足りるくらいのポテンシャルを秘めてます。
サイズは「大き目」がおすすめ
電気毛布を羽織ったり身体に巻いたりする時に、サイズが小さいと微妙に大きさが足りない時があります。
使う時に余裕を持たせるためにも「大き目サイズ(180cm×130cmくらい)」を選んでおいた方が良いでしょう。
また、サイズが小さい電気毛布は消費電力が少ない(=暖める力が弱い)傾向があるので、しっかり温まるためにも大き目サイズの方がおすすめです。
ココがポイント
大きいサイズの電気毛布だと消費電力は多少上がるかもしれませんが、電気毛布はもともと電気代最安値クラスの暖房器具なので電気代が増えたとしても微々たるものです
タイプは「掛け敷き兼用タイプ」がおすすめ
電気毛布にはいろんなタイプやサイズがあります。
主なタイプ
- 敷くタイプ
- 着るタイプ
- ひざ掛けタイプ
- 掛け敷き兼用タイプ
最初から使うシチュエーションや使い方が決まってるなら着るタイプやひざ掛けタイプをピンポイントで選んでも良いのですが、初めて電気毛布を買う場合や使い道が固まってない場合はいろんな使い方ができる「掛け敷き兼用タイプ」を選んでおいた方が良いでしょう。
ココがポイント
いろんな使い方をする時にも大きさに余裕があるのと無いのでは自由度に差が出るので、やっぱり大き目サイズの方が良さそうですね
暖かいのは「コンセントタイプ」
電気毛布にはコンセントで給電するタイプの他にUSBで給電できるタイプもあります。
「USBタイプ」はモバイルバッテリーなどで給電できるのでコンセントが無い場所でも使えるのが強みなのですが、コンセントタイプに比べると電熱線の範囲が狭い商品が多いのでコンセントタイプよりも暖める力が弱い場合があります。
コンセントが無い場所でしか使わない人以外は「コンセント給電タイプ」を選んだ方が暖かいでしょう。
使いどころ【電気毛布】
電気毛布は使い方の自由度がかなり高いので、いろんな場面で活躍してくれるでしょう。
毛布なので寝る時に掛けたり敷いたりするのがベーシックな使い方になりますが、個人的におすすめなのは起きている時に羽織ったり身体に巻きつけたりする使い方。
腰回りや首から下を密閉するように巻き付けると、寒い室内でも汗をかくレベルで温まります。
ココがポイント
このためにも大きさには余裕があった方が良いです
周りの空間自体は温まらないので電気毛布から出た時の温度差が大きいのが難点ですが、「自分の身体さえ温まればそれで良い」という方には十分すぎるくらいの温かさをもたらしてくれること間違いなしです。
個人的満足度は「3」【電気毛布】
副業やゲームなどでパソコンを使う機会が多いワタシには手元が冷えない暖房器具が必要だったので今では電気毛布を使う機会はかなり減りました。
しかし、それを差し引いても「値段が安い」「身体を温める」という点においては、お金がない人や一人暮らしの人には今でも最強の暖房器具の一角だと思ってます。
テレビを観るだけ・スマホを触るだけという方には電気毛布だけで十分すぎるくらいの温かさを得ることができるでしょう。
ココがポイント
ワタシの生活スタイルに合わなかったので満足度「3」になってしまいましたが、逆に生活スタイルに合う人には満足度最高の「5」になるポテンシャルを秘めてます。
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【電気代最安級】極寒生活を救った一人暮らし最強の暖房器具【電気毛布】
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その②:微妙かも?「暖炉型ファンヒーター」【おすすめ小型暖房器具】
値 段 | 高い
※参考価格:9,980円 |
暖めタイプ | 温風(熱源通電) |
暖める範囲 | 狭め
※温風が拡散しない範囲のみ |
暖まる早さ | 早い |
電気代 | 高い
※約18.6円~37.2円(1時間あたり) |
消費電力 | 多い
※600W~1200W(1時間あたり) |
個人的満足度 |
暖炉型ファンヒーターは、熱源が通電して発する熱をファンで温風として送風する小型暖房器具です。
メリット・デメリット【暖炉型ファンヒーター】
メリット | デメリット |
すぐに温風が出てくる
いろんな場所で使える 見た目の雰囲気で癒される |
電気代が高い
暖める範囲が狭い |
暖炉型ファンヒーターは、スイッチを入れたらすぐに温風が出てくる「即暖性」やコンセントさえあればどこでも使える「持ち運びの自由度の高さ」などのメリットが多い反面、「電気代が高い」という最大のデメリットがあります。
今回ご紹介している小型暖房器具の中ではかなり尖った特徴をしているので、使いどころをしっかり見極めてから買う必要があるでしょう。
ココがポイント
上手くハマればめちゃくちゃ便利なんだけど、ちょっとズレたらかなり微妙かも・・・
最大の特徴は「見た目」
暖炉型ファンヒーターの最大の特徴は、何と言ってもその見た目。
暖炉型ファンヒーターの炎は疑似炎ではありますが、パッと見は本物の炎に見えるくらい高いクオリティです。
見た目で癒しを与えてくれるという付加価値は、他の暖房器具にはない暖炉型ファンヒーターだけの魅力。
ココがポイント
炎を始め、川のせせらぎや自然界の音などには規則的・不規則的なリズムが混合した揺らぎである「1/fゆらぎ」というものがあるそうです。
この「1/fゆらぎ」を目や耳などで感知すると自律神経が整えられたり精神が安定するなどの癒し効果があるとも言われています。
使いどころ【暖炉型ファンヒーター】
暖炉型ファンヒーターは尖った特徴のせいで使いどころを見極めるのがシビアなのですが、その特徴にピンポイントに合わせた使い方をすると実力を遺憾なく発揮してくれます。
特徴と使いどころ一例
- 即暖性:すぐに温まりたい時
- 持ち運び自由:いろんな所で使いたい時
- 暖炉の見た目:気持ちをリラックスさせたい時
特に即暖性は、寒い外出先から帰ってきて指先を温める時のありがたさが神です。
また、お風呂の脱衣所やトイレなどに自由に持ち運べるのもすごく便利。
ただ、熱交換タイプのエアコンやガス・灯油などの燃焼タイプの暖房器具に比べると部屋全体を暖めるほどのパワーはありません。
広い範囲をしっかり暖めようとすると時間も電気代もかかってしまうのでメインの暖房器具として使うのは止めておいた方が良いでしょう。
逆に、狭い範囲を暖めたい時・すぐに温まりたい時などに限って使うなら最適な小型暖房器具だと言えます。
ココに注意
デスクの下に置いて使うのは温かいのですが、デスクの脚・椅子の脚・床置きしてるPCなどに熱風が当たるので注意が必要です
個人的満足度は「2」【暖炉型ファンヒーター】
ワタシの生活スタイルには合わなかったので個人的な満足度は「2」。
使う場面と言えば、お風呂に入る数分前にスイッチを入れて脱衣所を暖めるくらいのものです。
ココに注意
お風呂上りは身体が濡れていて体温も上がっているので、たとえ温風であっても身体に風があたると冷たく感じます。
お風呂に入る前や入っている間だけ付けるようにして、お風呂から上がったらスイッチを切る方がおすすめです。
でも、暖炉型ファンヒーターの特徴がピンポイントでニーズにハマる人にはかなり使える小型暖房器具になるかも知れません。
あくまで「サブの暖房器具」として「限られたシチュエーションの中だけで使うモノ」を探している人には検討してみる価値はあるでしょう。
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【暖かさは微妙?】暖炉型ファンヒーターの率直な感想【ちょい足し暖房ならアリ?】
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その③:暖め性能で選ぶなら「電気ストーブ」【おすすめ小型暖房器具】
値 段 | 安い
※参考価格:2,694円 |
暖めタイプ | 赤外線(熱源通電) |
暖める範囲 | 狭い
※赤外線が当たる対象のみ |
暖まる早さ | 早い |
電気代 | 高め
※約12.4円~24.8円(1時間あたり) |
消費電力 | 多め
※400W~800W(1時間あたり) |
個人的満足度 |
電気ストーブは、通電して加熱された熱源が発する赤外線によって身体を暖める小型暖房器具です。
メリット・デメリット【電気ストーブ】
メリット | デメリット |
すぐに温まる
身体の芯まで温まる 持ち運びの自由度が高い |
電気代が高い
暖まる範囲が狭い 火事の危険性がある パソコンの近くで使うのが心配 |
電気ストーブは空間を暖めるタイプの暖房器具ではないので暖かくなる範囲が狭いものの、安い電気ストーブであったとしても暖める力は確かなので狭い範囲に限定して使うなら結構優秀な暖房器具だと思います。
ただし、しっかり暖かいという事は近くに燃えやすいモノがあると火事になる危険性がある点には注意しておきたいところ。
また、説明書にも書いてありますがパソコンなど精密機器の近くで使いたい方も注意が必要です。
安いのにちゃんと暖かい小型暖房器具を探している人は電気毛布に並んで最優先の候補に挙げても良いでしょう。
使いどころ【電気ストーブ】
- お風呂上りの脱衣所
- 歯磨き中の流し場
- 料理中の台所
実際に電気ストーブを使っていると、こういう場所やシチュエーションでかなり重宝しています。
以前は暖炉型ファンヒーターを使っていたのですが、室温が低かったり隙間風が吹いてたりすると温風なんかすぐに拡散して身体も部屋も全然暖まりませんでした。
電気ストーブなら赤外線で身体の芯から温めるので室温が低くても隙間風があっても身体自体は温かいです。
「広い空間を暖める必要がなく自分の身体だけ温まれば良い」という状況なら、安いワリに暖める力が強い電気ストーブはかなり役に立ってくれることでしょう。
個人的満足度は「4」【電気ストーブ】
体感的な暖かさは電気毛布と並んでトップクラスでしたが、身体に纏うよりも「身体の外から温められる方が好み」&「生活スタイルに合う・合わない」などの些細な差で電気毛布より少し高い「4」になりました。
個人的な評価では最高点ではなかったのですが、客観的に考えると電気ストーブはかなりおすすめだと思います。
数千円の安い小型暖房器具にちゃんとした暖かさを求める人には最優先の候補として挙げても良いでしょう。
その④:刺さる人には刺さる「パネルヒーター」【おすすめ小型暖房器具】
値 段 | 安め
※参考価格:4,980円 |
暖めタイプ | 遠赤外線(内蔵電熱線) |
暖める範囲 | 狭い
※パネルの内側のみ |
暖まる早さ | ゆっくり |
電気代 | 安め
※約6.2円(1時間あたり) |
消費電力 | 少なめ
※200W(1時間あたり) |
個人的満足度 |
パネルヒーターは電熱線がパネル内に内蔵されており、遠赤外線効果で身体を温めるタイプの小型暖房器具です。
メリット・デメリット【パネルヒーター】
メリット | デメリット |
電気代が安い
折り畳める 音がない 安全 |
暖まる範囲が狭い
即暖性は高くない 劇的に暖かいワケではない |
パネルヒーターは電気代が安いのですが、パワーが弱くて即暖性もそれ程でもないので暖房器具としての性能はイマイチかもしれません。
しかし、「狭い範囲だけ暖まれば良い」という人や「じんわり暖かいのが好き」という人などニーズが合う人が使えばその微妙な性能がバッチリ刺さるでしょう。
ここも良いところ
ヤケドや火事の心配が少ない安全性や使わない季節は薄く折り畳んで片づけられるのも便利なポイント。
おすすめは使いやすい「5面タイプ」
パネルヒーターにはシンプルな「3面タイプ」や下腿を包み込める「ロールタイプ」などいろんな形がありますが、暖まりやすさや足の出入りのしやすさなどを考えると「5面タイプ」がおすすめです。
「3面タイプ」は軽量で取り回しがしやすいのですが、天面がなく暖かい空気が上から逃げていき、底面がなく足裏が冷たいのが不便なところ。
「ロールタイプ」はふくらはぎ側からも囲んでくれて暖かいのですが、日常的な使用の中では気軽に出入りするのが難しいのが不便なところ。
3面タイプ | ロールタイプ |
暖かさや使い勝手などをトータル的に見ると「5面タイプ」がもっともバランスが優れています。
使いどころ【パネルヒーター】
ワタシの場合は「デスク下で足元を暖める」という使い方一択。
以前はデスク下に電気ストーブを置いていましたが、
- 油断したらヤケドする
- 床置きパソコンの近くに置くのが心配
などが懸念点だったのでパネルヒーターに替えました。
じんわりタイプの暖かさなので人によって好みは分かれるかもしれませんが、落ち着く暖まり方なので個人的な好みにはピッタリ。
デスクだけでなくソファに座っている時などに「一人用こたつ」的に使ってもパネルヒーターの本領を発揮できるでしょう。
個人的満足度は「5」【パネルヒーター】
劇的に暖かいワケでもなく暖まるまでのスピードも遅いのですが、ワタシの生活スタイルにバッチリハマっているので個人的な満足度は「5」。
パソコンで作業している時に脚が暖かいと快適度が段違いですし、特に足裏が暖かいのが体感的にも快適です。
じんわりとした暖まり方も長時間作業する時には合ってますし、シーズンが終わったら薄く折り畳んで片づけられるので今のところ欠点らしい欠点は見当たりません。
これから何年持つのかだけが気になりますが、5,000円以下の格安暖房器具なので正直ワンシーズンだけで壊れてもそんなにダメージは感じなさそうです。
ハマる人には低設定エアコンとパネルヒーターだけで十分なQOL(生活の質)を得ることができるでしょう。
【状況別のおすすめ】小型暖房器具の選び方
自分に合った小型暖房器具選びの精度が一気に上げるために実際の使い方をイメージしてみましょう。
ちょい足し暖房として使うなら?【おすすめ小型暖房器具】
すでにメインで使っている暖房器具があってプラスアルファを求めて小型暖房器具を探しているなら、おすすめは「電気ストーブ」。
- メインの暖房の電気代を節約したい
- メインの暖房の効きが悪い
どちらの場合でも、電気ストーブなら「ちょい足し暖房」としてしっかりとサポート力を発揮してくれることでしょう。
断熱材がない築古の建物でも暖めるパワーが強い電気ストーブなら寒さはかなり和らぎますし、隙間風が多い建物でも温風が拡散してしまう送風系の暖房器具とは違って遠赤外線が身体を芯から暖めてくれます。
お座敷では身体を暖めたりデスクでは足元を暖めたり、台所や脱衣所など好きなところに持ち運べて使い方も自由自在なので、どんなタイミング・どんな場面でも重宝すること間違いありません。
ココがポイント
できれば、メインの暖房器具は空間を暖める系の方が良いでしょう。
弱くても良いのでメインの暖房で室温全体の底上げをして、ちょい足し暖房の電気ストーブで身体自体を芯から暖めることができれば穴のない暖まり方になります。
小型暖房器具だけしか使えないなら?【おすすめ小型暖房器具】
メインの暖房器具がなかったり壊れていたりして小型暖房器具だけで寒さを凌がないといけない場合には、おすすめは「電気毛布」。
小型暖房器具には部屋全体を暖めるほどのパワーはありませんし、無理やり暖めようとすると膨大な電気代が必要になってきます。
こういうシチュエーションでは寒さに耐えることが必要になってきますが、そういう時に身体に巻き付けることができる電気毛布はとても重宝します。
値段も電気代も安いワリに暖かさはお墨付きなので、毛布の中にいる限りは満足な暖かさを得ることができるでしょう。
家で使う以外にも、キャンプや車中泊などで使う時にも活躍してくれることでしょう。
ココがおすすめ
電気毛布を選ぶ時には、「大き目サイズ」で「コンセントタイプ」のものを選びましょう。
小さめサイズだと電熱線が仕込まれている範囲が狭く暖かさが不十分だったり、モバイルバッテリーなどで使えるUSBタイプだとそもそも暖めるパワーが弱い商品が多いです。
外出先などで使う場合でも、大き目サイズ(180cm×130cmくらい)でコンセントタイプのものをポータブルバッテリーなどで使うことをおすすめします。
ゲーマー・ストリーマー・デスクワーカーには?【おすすめ小型暖房器具】
パソコン作業やデスクワークの時に使える小型暖房器具を探しているなら、おすすめは「パネルヒーター」。
- デスク下の足元に置いても邪魔にならないコンパクトさ
- 火事やヤケドの心配がない優しい暖かさ
デスクだけでなくソファなどに座っている時にはその取り回しやすさと安全性は重宝するでしょう。
強烈な暖かさはないものの、それが逆に頭がボーっとしにくいので作業には打ってつけ。
ネコが居座りそうな優しい暖かさはクセになること間違いなしです。
使わない季節は薄く折り畳めるコンパクトさや電気代の安さなど、欠点らしい欠点が無い小型暖房器具が「パネルヒーター」です。
ココがポイント
パネルヒーターを選ぶ時には「5面タイプ」を選ぶようにしましょう。
「3面タイプ」だと足裏からの寒さが防げず、暖かさも上から逃げていきます。
「ロールタイプ」だとふくらはぎ側が暖かい代わりに出入りがしにくくて微妙に不便です。
【比較表】小型暖房器具まとめ
電気毛布 | 暖炉型ファンヒーター | 電気ストーブ | パネルヒーター | |
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値 段
(参考価格) |
安め
※4,600円 |
高い
※9,980円 |
安い
※2,694円 |
安め
※4,980円 |
暖める範囲 | 狭い
※毛布が触れてる範囲のみ |
狭め
※温風が拡散しない範囲のみ |
狭い
※赤外線が当たる対象のみ |
狭い
※パネルの内側のみ |
暖まる早さ | 早め | 早い | 早い | ゆっくり |
電気代 | 安い
※約0.2円~1.6円/1h |
高い
※約18.6円~37.2円/1h |
高め
※約12.4円~24.8円/1h |
安め
※約6.2円/1h |
使いどころ | 布団に敷く・掛ける
身体に巻き付ける |
すぐ暖まりたい時
いろんな場所で使いたい時 リラックスしたい時 |
お風呂上りの脱衣所
歯磨き中の流し場 料理中の台所 |
デスク下で足元を暖める
ソファなどで一人用こたつとして |
メリット | 値段が安い
電気代が安い 使い方の自由度が高い |
すぐに温風が出る
いろんな場所で使える 見た目で癒される |
すぐに温まる
身体の芯まで温まる いろんな場所で使える |
電気代が安い
折り畳める 音がない 安全 |
デメリット | 暖める範囲が狭い
低温やけどの危険性 |
電気代が高い
暖める範囲が狭い |
電気代が高い
暖まる範囲が狭い 火事の危険性がある |
暖まる範囲が狭い
即暖性は高くない 劇的に暖かいワケではない |
個人的満足度 |
小型暖房器具は暖かさや使い方が様々過ぎて好みや生活スタイルへのマッチ具合によっては意見が分かれるところだと思いますが、客観的な視点で選ぶとするならしっかりとした暖かさが得られる「電気ストーブ」か「電気毛布」がおすすめです。
- メインの暖房器具があるなら「電気ストーブ」
- 小型暖房器具だけで過ごさないといけないなら「電気毛布」
こういう感じに選ぶ基準を設けておいて、あとは自分の好みや生活スタイルを考慮していくと間違いのない小型暖房器具選びになるでしょう。
なるべく費用を抑えて暖かく過ごすためにも、いろんな意見を参考にして自分にピッタリの小型暖房器具を探してみましょう。