普段料理しない人でも失敗しないお家ステーキの焼き方探し。
これまでは低温で焼いたり高温で焼いたりと火力を使い分けた焼き方を試してきました。
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【安い肉でお家ステーキ】失敗しない焼き方探し①「低温で焼くパターン」
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【安い肉でお家ステーキ】失敗しない焼き方探し②「高温で焼くパターン」
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今回は、お家ステーキの焼き方を調べてる時に出てきたちょっと変わった方法を試していきたいと思います。
その方法とは「お肉にマヨネーズを塗る」。
- なんでマヨネーズを塗るの?
- 普通に焼くのとどう違うの?
気になる方はぜひご覧ください。
もくじ
【なぜ?】ステーキ肉にマヨネーズを塗る理由とは【安い肉でお家ステーキ】
お家ステーキの焼き方を調べていると、焼く前のお肉にマヨネーズを塗っているのを何回か見かけました。
不思議に思って理由を調べてみたら「マヨネーズに含まれている酸がお肉を柔らかくするから」なんだそうです。
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料理をやる人には珍しくないようですが、普段料理をしないワタシには驚きの事実。
面白そうなので低温焼きと高温焼きの両方で試してみようと思います。
【焼き方の流れ】マヨネーズを塗って焼いてみた【安い肉でお家ステーキ】
マヨネーズを使ったお家ステーキの焼き方を低温焼きと高温焼きの両方で試していきます。
まずは低温で焼くパターンからご覧ください。
マヨネーズ焼き①:「低温」焼きの流れ【安い肉でお家ステーキ】
今回使うお肉はこちらのステーキ肉。
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横20 cm×縦11cm×厚さ1.5 cm で261g。
元は726.8円(100g当り258円)でしたが20%引きになっていて581円で買えました!
低温焼き①:筋切り【マヨネーズ「低温」焼き】
マヨネーズを塗った後だと切りにくそうなので先に筋切り。
脂身の所を1.5cm間隔くらいで切ります。
ココがポイント
こうすることで焼いた時の反り返りを防げたり、筋の硬さを感じにくくなるそうです
フォークなどで肉を刺す方法もあるみたいですが、肉汁が漏れて旨味が減りそうだったので今回は筋切りだけにしておきます
低温焼き②:お肉にマヨネーズを塗る【マヨネーズ「低温」焼き】
※指にラップを巻き付けるとラクでした
ココがポイント
表も裏もしっかり塗り広げます
低温焼き③:常温に戻す【マヨネーズ「低温」焼き】
マヨネーズを塗ったら30分から1時間くらい放置します。
※念のためラップで虫対策
ココがポイント
常温に戻さないと、焼くのに時間がかかって肉がパサパサになったりするらしいです
放置する時間は季節や室温などを考慮して調整しましょう
30分経ちました
若干柔らかくなったような気がするけど常温に戻っただけのような気も・・・
低温焼き④:油小さじ1杯【マヨネーズ「低温」焼き】
フライパンにオリーブオイルを小さじ1杯(約5cc)垂らします。
ココがポイント
サラダ油や牛脂でも良いみたいです
低温焼き⑤:フライパンに火を入れます【マヨネーズ「低温」焼き】
最初は弱火で。
※ホース付きがラク
低温焼き⑥:焼き(1回目)【マヨネーズ「低温」焼き】
フライパンが冷たいままでお肉を投入。
※焦げ防止のため塩コショウなどの下味は後にするそうです
ココがポイント
焼き時間の目安は約3分
焼いている間はなるべくお肉を動かさないそうです
3分経ったら
裏返して3分焼いていきます。
※マヨネーズ残ってますけど薄っすら焼けてます
3分経ったら
フライパンから取り出します。
※マヨネーズの香りが食欲をそそります
低温焼き➆:アルミホイル包み【マヨネーズ「低温」焼き】
アルミホイルでお肉を包んで10分くらい放置します。
ココがポイント
余熱で中まで熱を通したり肉汁を中に閉じ込めるためだそうです
低温焼き⑧:塩コショウ【マヨネーズ「低温」焼き】
10分経ったらお肉の両面に塩コショウで味付けします。
低温焼き⑨:フライパン温めなおし【マヨネーズ「低温」焼き】
今度は強めに焼いていきます。
※このコンロだと中火くらいにしておいた方が良さそう
低温焼き⑩:焼き(2回目)【マヨネーズ「低温」焼き】
お肉を投入。
ココがポイント
今度の焼き時間の目安は30秒~1分
焦げないように注意しましょう
30秒~1分経ったら
裏返して30秒~1分焼きます。
だいぶ焼けてきました
低温焼き⑪:完成【マヨネーズ「低温」焼き】
両面焼けたのでフライパンから取り出します。
断面はこんな感じ。
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マヨネーズ焼き②:「高温」焼きの流れ【安い肉でお家ステーキ】
続いては高温で焼くパターン。
今回使うお肉はこちらのステーキ肉。
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こちらも20%引きになっていて557円で買えました
高温焼き①:筋切り【マヨネーズ「高温」焼き】
マヨネーズを塗った後だと切りにくそうなので今回は先に筋切り。
脂身の所を1.5cm間隔くらいで切ります。
ココがポイント
こうすることで焼いた時の反り返りを防げたり、筋の硬さを感じにくくなるそうです
フォークなどで肉を刺す方法もあるみたいですが、肉汁が漏れて旨味が減りそうだったので今回は筋切りだけにしておきます
高温焼き②:お肉にマヨネーズを塗る【マヨネーズ「高温」焼き】
※指にラップを巻き付けるとラクでした
ココがポイント
表も裏もしっかり塗り広げます
高温焼き③:常温に戻す【マヨネーズ「高温」焼き】
マヨネーズを塗ったら30分から1時間くらい放置します。
※念のためラップで虫対策
ココがポイント
常温に戻さないと、焼くのに時間がかかって肉がパサパサになったりするらしいです
放置する時間は季節や室温などを考慮して調整しましょう
30分経ちました
若干柔らかくなったような気がするけど常温に戻っただけのような気も・・・
高温焼き④:塩コショウ【マヨネーズ「高温」焼き】
お肉の両面に塩コショウで味付けします。
高温焼き⑤:油小さじ1杯【マヨネーズ「高温」焼き】
フライパンにオリーブオイルを小さじ1杯(約5cc)垂らします。
ココがポイント
サラダ油や牛脂でも良いみたいです
高温焼き⑥:フライパンに火を入れます【マヨネーズ「高温」焼き】
今回は最初から強火(もしくは中火)。
※このコンロだと中火くらいが丁度よさそう
※ホース付きがラク
高温焼き➆:焼き【マヨネーズ「高温」焼き】
フライパンが温まってきたらお肉を投入して1分くらい焼きます。
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1分経ったら
弱火にしてさらに1分焼きます。
1分経ったら
裏返して同じように「強火(もしくは中火)1分」→「弱火1分」で焼きます。
良い感じに焼けてます。
裏側も1分(中~強火) → 1分(弱火)焼いたらフライパンから取り出します。
高温焼き⑧:アルミホイル包み【マヨネーズ「高温」焼き】
アルミホイルでお肉を包んで3分くらい放置します。
ココがポイント
余熱で中まで熱を通したり肉汁を中に閉じ込めるためだそうです
高温焼き⑨:完成【マヨネーズ「高温」焼き】
表面はカリっと、中は赤みが若干残ってます。
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【食べてみた感想】実際どうだった?【安い肉でお家ステーキ】
今回は、マヨネーズの力でお肉を柔らかくしてからの低温焼き&高温焼きでお家ステーキを焼いてみました。
食べてみた率直な感想を言うと、
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マヨネーズを塗る時にもっと刷り込むように塗ったり、冬だったからもっと長い時間をかけて常温に戻せば、もしかしたらもっと柔らかくなったかもしれません。
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完全に個人的な感想ですが、4つのパターン試してきた焼き方を柔らかさの順で並べると以下のような感じ。
柔らかさランキング
- マヨネーズ&低温焼き
- 低温焼き(鼻差で2位)
- マヨネーズ&高温焼き(2位とは2馬身差)
- 高温焼き(3位とは鼻差)
味に関して言うと、弱火でじっくり焼いた時の方が肉の旨味が残っていたような気がしました。
これまで試してきたことを踏まえると、今のところ普段料理をやらない人がお家ステーキを焼くなら、
- 基本は「低温焼き]
- 趣向を変えたい時に「マヨネーズ」を使ってみる
- 良いお肉を買えたら「高温焼き」を試しても良いかも
- 無難に済ませたいならやはり「低温焼き」一択
という感じが良いんじゃないかと思いました。
とりあえず、特にこだわりが無かったり迷うようであれば「低温焼き」にしておけば間違いなさそうです。
良かった味付けは・・・
食べる時の味付けは塩&黒コショウ、ステーキソース、わさびで試しましたが、お肉の味を満喫するには塩&黒コショウが個人的に好みでした。
準備するもの【安い肉でお家ステーキ】
食材・調味料
安いステーキ肉 | ![]() 横20 cm×縦11 cm×厚さ4.5 cm 527gで税込み約1,468円(100g258円) ※タイミングが良ければ2割引きになる時も |
バター | ![]() 切れてるタイプが便利 |
オリーブオイル | ![]() どれが良いか分からなかったのでテキトーに選びました |
塩・ブラックペッパー | ![]() これもテキトーに選びました |
調理器具
フライパン |
取っ手が取れると便利 |
コンロ |
ホース付きがラク |
トング | ![]() シリコンより金属製の方が溶けなさそう |
包 丁 | ![]() 100均のもので良いと思います |
アルミホイル | ![]() 100均のもので良いと思います |
あると便利
ラップ | ![]() |
キッチンペーパー | ![]() お肉表面の水分や漏れ出たドリップをふき取る時に |
テーブルコンロ用下敷き | ![]() コンロ周りの油対策に |
ガスコンロ用アルミパネル | ![]() 油の飛び散り対策に |
まとめ:低温で焼いておけば間違いなし【お家ステーキの焼き方】
これまで以下の4つのお家ステーキの焼き方を試してきました。
- 低温焼き
- 高温焼き
- マヨ(低温焼き)
- マヨ(高温焼き)
この中で、料理中に焦りたくなくて・それなりに美味しく仕上げたくて・失敗したくないなら「低温焼き(もしくはマヨ低温焼き)」をおすすめします。
焼き方自体はカンタンなので、あとはご自分の好みや環境によって微調整するだけ。
まずは「低温焼き(もしくはマヨ低温焼き)」でひと通りの作業に慣れていき、アレンジを繰り返していきながら自分だけのお家ステーキの焼き方を少しずつ確立していくのが良いと思います。
元々が安いお肉なので感動的な美味しさはさすがに期待できませんが、「自分で焼いて安く済ませるためのお家ステーキ」だと考えればそれなりに美味しく頂けてお腹も十分に満足できます。
食費を節約しながら「お肉をガッツリ喰らいたい」という欲求を上手に満たすためにもお家ステーキにぜひ挑戦してみませんか?
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【安い肉でお家ステーキ】失敗しない焼き方探し②「高温で焼くパターン」
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