不可抗力や若気の至りで空いた壁の穴ってどこの家にも必ずありますよね(えっ、ありません?)。
ウチにも1~2年位前に空いた壁の穴(若気の至りver)があるので自分で直してみました。
DIYなんてやったことが無い未経験者なので結構疲れましたが思ったより簡単でしたので、
- 壁の穴って自分で直せるの?
- 壁の穴ってどうやって直すの?
- 壁の穴補修の費用っていくらくらい?
という方はぜひご覧ください。
もし「自分にも壁の穴を修理できそう」と思った方は、この機会にチャレンジしてみてはいかがですか?
ココに注意
賃貸の物件にお住まいの方がDIYをする場合は必ず事前に契約書を確認しましょう。
- 費用が軽微な修繕以外は禁止
- 事前に貸主に許可が必要
などが明記されている場合があります。
場合によっては契約違反となる可能性もあり得ますので、DIYをやる前には必ず契約書を確認しましょう。
※「修繕」などの項目に書かれていることが多いようです。
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もくじ
作業はこんな感じでした【壁の穴補修DIY】
ビフォー | |
アフター | |
かかった時間 | 約3時間 |
かかった費用 | 3,105円 |
かかった労力 | 腕がパンパン |
DIY未経験者が壁の穴補修に挑戦してみた結果はこんな感じでした。
ビフォーアフター「それなりの仕上がり」
DIY未経験にしては「それなりの仕上がり」になったかと思います。
「色味」に関しては同じ型番の壁紙を貼ったとしても古い壁紙の経年劣化のせいでどうしても白っぽく見えてしまいますが、時間が経てば馴染んできそうです。
しかし、「境目」に関しては素人作業でも境目がほとんど分からないくらいキレイにカットすることができそうだと感じました(ワタシは少し失敗しましたが・・・)。
かかった時間「約3時間」
壁の穴補修のDIYが初めてで「いちいち手順の確認」をして「あたふたしながらの作業」だったので、だいたい3時間くらいかかってしまいました。
穴埋めパテの乾燥時間を除けば、手順が分かっていてDIYに慣れている人なら1時間くらいでできそうなくらい簡単な作業でした。
かかった費用「3,105円」
壁の穴補修のDIYについて全く知らない状態だったので費用の目安も分かりませんでしたが「意外に安くできた」というのが本音です。
既に持っている道具などがあればもっと安く抑えることもできそうですね。
かかった労力「腕がパンパン」
ワタシは「穴埋めパテのヤスリがけ」で腕がパンパンになるくらい疲れましたが、普通にやれば壁の穴補修DIYで体力を使うことはほとんど無いと思います。
「後で削るからイイや」と思ってパテを盛り過ぎたのが良くなかったので、皆さんが壁の穴補修DIYをやる際には「パテはなるべく平らに」塗るようにしましょう。
ココがポイント
続きでは、
- 流れ
- 反省点
- 使ったもの・費用
をご紹介していきます。
「自分も壁の穴を補修してみよう」と思った方はぜひ参考にしてみてください。
作業の流れ【壁の穴補修DIY】
自分で壁の穴を補修した時の手順は、大きく分けて以下の3段階でした。
- 下準備
- 穴埋め
- 壁紙貼り
それぞれの手順について詳しくご紹介していきます。
流れその1:下準備【壁の穴補修の流れ】
下準備の手順
- 破片の取り除き
- 穴の周りの壁紙剥がし
破片を取り除く
穴の周りの壁紙を剥がす
ココに注意その1
穴を四角にするやり方をYouTubeで最初に観てしまったので写真では四角に空けてますが、今回のようにメッシュテープで補修する場合は最小限の破片を取り除くだけで作業できます。
ココに注意その2
写真では剥がし残しがあるままで作業していますが、仕上がりがデコボコにならないようになるべく下地までしっかり剥がした方が良いでしょう。
流れその2:穴埋め【壁の穴補修の流れ】
穴埋めの手順
- メッシュテープを貼る
- パテを用意する
- パテを塗る
- 乾燥させる
- ヤスリがけ
メッシュテープを貼る
パテを用意する
ココに注意
説明書には「パテを水に混ぜると10分くらいで硬化してしまうので、5分以内に使いきってください」と書かれているので、早めにパテを塗る作業に移りましょう。
ココがポイント
水と混ぜる手間をかけたくないという方は、チューブタイプの穴埋めパテもおすすめです。
パテを塗る
ココに注意
ワタシの場合は「後で削るからイイや」と盛り気味でパテを塗ったのが「今回の最大の失敗」でした。
おかげで、この後のヤスリがけが「ものすごく大変」でした。
後の作業を楽にするためにも、メッシュテープを貼る段階から平らにしていくのがおすすめです。
乾燥させる
ココに注意
説明書には「10分で硬化する」と書かれていましたが、触ったり軽くコンコンと叩いた感じでは空気に触れていない奥の部分がまだ柔らかい感じがしたので次の日に作業をすることにしました。
乾燥が遅くなってしまうので、パテは盛り過ぎないようにしましょう。
ヤスリがけ
流れその3:壁紙貼り【壁の穴補修の流れ】
壁紙貼りの手順
- 壁紙の裏にノリを塗る
- 壁に貼る
- カットする
- 余分な壁紙を剥がす
- 貼った壁紙を定着させる
- 周りのノリを拭き取る
壁紙の裏にノリを塗る
ココがポイント
保管に便利なチューブタイプもおすすめ。
壁に貼る
カットする
ココに注意
余分な壁紙を剥がす
貼った壁紙を定着させる
周りのノリを拭き取る
仕上がり【壁の穴補修の流れ】
補修前 | 補修後 |
DIY未経験者が予備知識なしで作業したワリには「それなりの仕上がりになったんじゃないかな?」というのが率直な感想です。
自分でも「明らかに失敗した」と思った境目(左側)は近くで見るとハッキリ分かってしまいますが、それ以外は結構キレイにできたと思います。
カットに失敗した境目
続きでは、「一通りやってみて分かった反省点」をご紹介していきます。
「壁の穴補修DIYに失敗したくない」という方は、ぜひワタシの失敗例を参考にしてみてください。
やって気付いた反省点【壁の穴補修DIY】
- 壁紙を剥がす時は穴の4~5cm外側
- パテを押し込むとメッシュテープが凹む
- パテを盛り過ぎると後のヤスリがけが大変
- 壁紙をしっかりカットしないと下の壁紙が切れない
DIY未経験者のワタシが初めて壁の穴補修DIYをやってみて「こうすれば良かった」と思ったことを反省点としてご紹介していきたいと思います。
これから壁の穴補修DIYをやる予定の方は、失敗対策として事前に参考にしてみてください。
反省点その1:壁紙を剥がす時は穴の4~5cm外側
下準備で古い壁紙を剥がす際、新しい壁紙を節約したいと思って小さめに剥がしましたが、穴埋めパテを盛る時やヤスリがけの時にやりにくかったので失敗でした。
最初は穴の1~2cm外側まで剥がしましたが、作業のやりやすさを考えると穴の4~5cm外側を剥がすのが良いように感じました。
ココがポイント
そのために、割れた破片や砕けた破片を取り除くのは最小限にして、なるべく穴を小さくするのがおすすめです。
反省点その2:パテを押し込むとメッシュテープが凹む
パテで穴を埋める際、ヘラでパテを押し込むように塗ったらメッシュテープが凹んでしまったので失敗でした。
メッシュテープを凹ませずキレイに穴を埋めるには、以下のようにパテを盛れば良かったと思いました。
- 穴の外側にパテを盛って伸ばしていく
- メッシュテープの上にパテをチョンと乗せて薄くのばしていく
反省点その3:パテを盛り過ぎると後のヤスリがけが大変
今回最大の失敗が「穴埋めパテの盛り過ぎ」でした。
- パテが足りなかったら作り直して塗り直しだから1発で終わらせよう
- どうせヤスリで削るから多めに盛ってしまおう
と思って盛り過ぎてしまったため、その後のヤスリがけに時間と体力をかなり使ってしまいました。
薄く塗っていった方が微調整しながら穴を埋められますし、足りなかったらパテを追加で作れば良いだけなので、横着せずに丁寧に作業するのがおすすめです。
反省点その4:壁紙をしっかりカットしないと下の壁紙が切れない
新しい壁紙を貼った後に古い壁紙と一緒にカットする時にテキトーにカッターで切ったため、古い壁紙の切れ方が中途半端になったのも失敗でした。
重なった壁紙を1発で切れるとDIY未経験の人でも境目がキレイになります。
中途半端な切れ方を修正するためにもう一度カットしてしまうと、境目がキレイに馴染まない可能性が高くなるので、カットする時にはしっかり力を入れて下の壁紙まで確実にカットするようにしましょう。
ココに注意
使ったもの・費用(3,105円)【壁の穴補修DIY】
壁穴補修セット | 691円 |
壁紙貼りセット | 991円 |
壁紙用のり | 253円 |
壁紙サンプル | 40円 |
その他 | 1,130円 |
合 計 | 3,105円 |
今回の壁の穴補修DIYで使った道具と費用がこちらです。
各社からいろんな種類の道具が発売されているようですので、一つの例として参考にしてみてください。
ココに注意
価格や販売状況は変更になる場合があります。
購入する際は、最新の販売状況を確認することをおすすめします。
使ったものその1:壁穴補修セット 691円【壁の穴補修DIY 道具と費用】
リンク
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内容物
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DIYで壁の穴を補修するセットは各社からいろんな種類が出ているようでしたが、ワタシはお手軽そうで値段も安かったこちらのセットを選びました。
ココがポイント
一つ難点を上げるとするなら「パテはチューブタイプの方が良かった」という点です。
- 作るのが手間
- 急いで使わないと乾いてしまう
- 袋を開封した後の保存がしにくい
という点で不便を感じましたので、穴埋めパテはチューブタイプのものを使った方が良いと思いました。
使ったものその2:壁紙貼りセット 991円【壁の穴補修DIY 道具と費用】
リンク
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内容物
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壁紙を貼る道具のセットも各社からいろんな種類が出ていましたが、「今回だけとりあえず使えればイイや」と思っていたので値段の安さでこちらのセットを選びました。
- 壁一面の壁紙を貼り直す
- 一部屋もしくは数部屋の壁紙を貼る
などの大掛かりなDIYであれば本格的なセットの方が良いのでしょうが、今回は部分的に壁紙を貼るだけだったのでこんな簡易的なセットでも全く不便は感じませんでした。
使ったものその3:壁紙用のり 253円【壁の穴補修DIY 道具と費用】
とりあえず壁紙専用のノリを探して一番安いものを選びましたが、もしかしたら木工用ボンドなんかでも良かったかもしれません。
ココがポイント
保管に便利なチューブタイプもおすすめ。
使ったものその4:壁紙サンプル 40円【壁の穴補修DIY 道具と費用】
今回は部分的に壁紙を貼るだけだったので、壁紙はA4サイズのサンプルを使いました。
サイズ的に大丈夫そうなら、無駄な出費も抑えられますのでサンプルを使って節約しましょう。
ココがポイント
同じような柄に見えても模様の幅が違ったり微妙に色が違う場合もあるので、まずはサンプルをいくつか取り寄せて型番を確認するのがおすすめです。
内装材を幅広く扱っている「サンゲツ」というメーカーで探すと大抵の壁紙は見つかると思います。
使ったもの:その他 1,130円【壁の穴補修DIY 道具と費用】
- カップ麺の空き容器 150円
- ウェットティッシュ 0円
- キッチンスケール 980円
- 計量カップ 0円
- 段ボール 0円
- ハサミ 0円
他にもこのような道具を使いました。
カップ麺の空き容器 150円
穴埋めパテを作るために使いました。
今回きりの作業になる予定なので使い捨てで安い容器という事でカップ麺の空き容器を選びました。
ココがポイント
チューブタイプのパテを使う場合は必要ありません。
ウェットティッシュ 0円
壁紙を貼った後、はみ出たノリを拭くために使いました。
家にあったものを使ったので0円です。
キッチンスケール 980円
穴埋めパテを作る時、粉や水の重さを測るために使いました。
ココがポイント
チューブタイプのパテを使う場合は必要ありません。
キッチンスケールが無い方はこちら。
計量カップ 0円
穴埋めパテを作る時、水の量を測るために使いました。
家にあったものを使ったので0円です。
ココがポイント
チューブタイプのパテを使う場合は必要ありません。
段ボール 0円
小さく切って壁紙の裏にノリを塗る時のヘラ代わりや下敷き、その他でいろいろと使いました。
あると何かと便利なので道具を通販で買った時の段ボールを捨てずにとっておくのがおすすめです。
ハサミ 0円
段ボールを切ってノリ付け用のヘラを作ったり開封する時などに使いました。
家にあったものを使ったので0円です。
ココがポイント
今回みたいなお手軽な壁の穴補修DIYなら、補修セットや壁紙貼りセットなどの最低限の道具さえあれば皆さんの家にあるものを活用するだけで十分に作業できそうですね。
まとめ:壁の穴補修DIYは素人でも簡単にできるお手軽DIYでした【ちょっと気を付ければ少ない費用で自分で直せます】
DIYなんてやったことが無い未経験者が壁の穴補修を自分でやってみました。
率直な感想は「思ったより簡単だったけど疲れた」でしたが、穴埋めパテの盛り過ぎと壁紙のカット不足が無ければもっとラクに済ませることができたと思います。
- 穴埋めパテの盛り方
- 壁紙を貼った後のカット
に気を付ければ、「壁の穴補修は誰にでもできそうなお手軽DIY」だと思いますので、家の壁に穴が空いているなら挑戦してみることをおすすめします。
ココに注意
賃貸の物件にお住まいの方がDIYをする場合は必ず事前に契約書を確認しましょう。
- 費用が軽微な修繕以外は禁止
- 事前に貸主に許可が必要
などが明記されている場合があります。
場合によっては契約違反となる可能性もあり得ますので、DIYをやる前には必ず契約書を確認しましょう。
※「修繕」などの項目に書かれていることが多いようです。
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