ちょい田舎に2年前に購入した築50年のボロ戸建て。
仕事場兼寝室として使ってるこの部屋は、冬はこの窓がとにかく寒い!
※寝てると顔に冷気が漂ってきます
ボロ戸建ての定番「アルミサッシ&一枚ガラス」のおかげで暖房を付けていても室温がどんどん奪われていき、ボロ戸建ての標準装備「隙間風」のせいで室内にいても冷たい空気が漂ってきます。
この2年間で寒さ対策DIYを3つほどやってかなりマシになったのですが、まだ少し寒さを感じるのでさらなる寒さ対策で追い打ちをかけていこうと思います。
この記事がおすすめの方
- 窓の寒さ対策をしたい方
- 安く簡単に寒さ対策をしたい方
- プラダンで二重窓を自作したい方
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もくじ
今の状態はこんな感じ【さらなる寒さ対策DIYはプラダン二重窓】
▼ 窓ガラスにはプラダンを貼ってます。
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【プラダン貼って窓を断熱】かんたん固定方法をご紹介します【寒さ対策DIY】
続きを見る
▼ 窓枠にはプチプチの断熱キットを貼ってます。
マジックテープ式で賃貸の人にも良さそうです
▼ カーテンは無い方が好きなので透明な断熱カーテンライナーを採用しました。
これだけやってもまだじんわり寒いのは、たぶん断熱キットの底辺から漏れてくる冷気が原因だと思われます。
ココがポイント
窓の寒さ対策をもう少し強化したいので、プラダンで二重窓を作って設置してみようと思います。
ウチのボロ戸建ての場合だと、プラダン二重窓やプラダン引き戸が寒さ対策に一番効果的だったので期待大です。
【作業の流れ】プラダン二重窓を作って設置していきます【寒さ対策DIY】
作業の流れ
- レールを設置
- プラダンをカット
- プラダンに枠を付ける
- プラダンに取手を付ける
- プラダンをセットして完成
作業①:レールを設置【プラダン二重窓で寒さ対策DIY】
まずは窓枠にガラス戸レールを設置していきます。
▼ 窓枠の横幅に合わせてガラス戸レール(上用)をカット
※「溝が深いレール」を使います
▼ レールの中身(両端)をカット
※両面テープだけだと何か月か経つとレールが落ちてくるので今回はネジ止めします
おすすめ
このニッパーは安いのにスパッと切れるし、先が細くて使いやすかったです
▼ レールの両端に穴をあける
※下にスタイロフォームの端材を置くと便利
▼ レールの裏側に両面テープを貼る
▼ レールを上の窓枠に貼ってからネジ止め
おすすめ
こういう小さいネジを持っておくと便利な時があります
▼ 下の窓枠にレール(下用)を設置
※「溝が浅いレール」を使います
※下は両面テープのみで大丈夫(のはず)
▼ 断熱効果を高めるために横にもレールを貼って設置完了
※溝が深い上用のレールを使います
※横も両面テープのみ(たぶん大丈夫)
作業②:プラダンをカット【プラダン二重窓で寒さ対策DIY】
プラダンを窓のサイズにカットしていきます。
ココがポイント
今回使ったプラダンは910mm × 1820mm × 3mm厚。
個人宅あての通販だと4mm厚以上の厚さは買えませんでした
【トラスコ TRUSCO】トラスコ TY3-36 ダンプラ養生シート厚み3mm×幅910mm×長さ1820mm乳白色 TRUSCO メーカー直送 代引不可 北海道沖縄離島不可
▼ まずは短辺の一つをカットして直線にする
ココに注意
▼ 窓枠の高さに合わせてカット
ココに注意
古い窓枠はキレイな四角ではなく微妙に歪んでます
プラダンの左右の位置の高さはそれぞれ個別に測ることをおすすめします
▼ プラダンをセットして窓枠(横)の歪みを調べる
▼ 窓枠の歪みに合わせてプラダンをカット
※今回は下の横幅を1.4cm短くカットします
作業③:プラダンに枠を付ける【プラダン二重窓で寒さ対策DIY】
今回のプラダンは3mm厚で自立できないのでアルミチャンネルをはめ込みます
アルミチャンネルってこんなの
▼ プラダンの枠に使うアルミチャンネルを金切鋸でカット
※ホワイトジョイナーの端材をガイドにしたら便利でした
高儀(Takagi) GISUKE 金切鋸 ストレート型 250mm【鉄パイプの切断】【粗大ごみの解体に】【持ちやすいグリップ式】
▼ プラダンをアルミチャンネルに挟み込む
※軍手などで挟むと傷つかないです
作業④:プラダンをセットして完成【プラダン二重窓で寒さ対策DIY】
サイズ合わせと枠の補強をしたらプラダンをセットします。
▼ まずは1枚目をセット
※アルミチャンネルのおかげで真っ直ぐ自立
▼ もう1枚作ってセットしたら完成
ひとくちメモ
両サイドがガラス戸レールにハマってるから隙間風も冷気もストップしてます
【断熱効果は?】プラダン二重窓の率直な感想【寒さ対策DIY】
プラダン二重窓を付けた後はハッキリ違いが分かるレベルで寒さを感じなくなりました。
今までは窓枠の下側から冷気が漏れ出てきてましたが、プラダン二重窓を設置してからはそれがありません。
プラダンの厚さが3mmしかない上に寒さが厳しい地域なのでプラダンに手を近づけると僅かにヒンヤリしますが、それでも以前とは大違いです。
【ここに注意】プラダン二重窓で気をつけること【寒さ対策DIY】
その①:薄いプラダンは柔らかすぎる【プラダン二重窓の注意点】
本当は4mm厚のプラダンを使いたかったのですが、ネットで910mm×1820mmのプラダンを探したら個人宅あての場合は3mm厚のプラダンしか見つかりませんでした。
仕方なく3mm厚のプラダンを使ってみましたが、自立できないくらい柔らか過ぎたので皆さんがプラダン二重窓を作る時はもう少し厚いプラダンを使うことをおすすめします。
その②:横の窓枠はホワイトジョイナーの方が良いかも【プラダン二重窓の注意点】
断熱効果を高めるために、今回のプラダン二重窓DIYでは初めて外枠の横にもレールを追加してみました。
結果的に効果はかなりあったのですが、プラダンがグニャグニャ柔らかくてレールに上手くハメるのが難しかったです。
横の外枠は「E字」のレールではなく「コ型」になっているホワイトジョイナーの方がハメやすいと思います。
お金があるならプラダン以外がおすすめ【プラダン二重窓で寒さ対策DIY】
寒さ対策としてはプラダンでも十分効果的なのですが、予算に余裕があるならプラダン以外の方が良いと思います。
おすすめその①:ポリカ中空ボード【プラダン以外で寒さ対策DIY】
まずおすすめしたいのが、プラダンより強度や耐久性が高い「ポリカ中空ボード」。
単体で十分に硬いので自立のための補強をしなくて済みますし、年数が経ってもプラダンよりは劣化が少ないです。
プラダンより10倍くらい高い値段とプラダンより硬くてカットしにくいのが難点ですが、もし予算に余裕があったら二重窓DIYにはポリカ中空ボードを使うことをおすすめします。
こんなケースも
日光が良く当たる窓にプラダンを使った人で、数年でボロボロに崩れるくらい劣化したケースもあるようです。
ウチのプラダン二重窓は2年経っても今のところ大丈夫みたい。
おすすめその②:簡易二重窓キット【プラダン以外で寒さ対策DIY】
もう少し予算に余裕があるなら「簡易二重窓キット」を使うとグッと見た目が良くなります。
ポリカ中空ボードを別途購入しないといけませんが、プラスチック製の外枠・レール・ガラスフレームなどが一式セットになっているので、「いかにも手作り」な見た目のプラダン二重窓とは違って「ちゃんとした窓」の見た目になります。
プラスチック製なのでDIY未経験の人にも簡単に加工できるのもお手軽でうれしいポイント。
おすすめその③:外窓交換(カバー工法)【プラダン以外で寒さ対策DIY】
もっとお金に余裕があって寒さ対策を完璧にしたい方はもうプロに頼むしかないでしょう。
商品代金や工事費などで何十万円も必要になる事もありますが、補助金が出る場合もあるのでうまく活用していきましょう。
お金に余裕がある人でも数十万円の出費は小さくはないと思いますので、プロに頼む時は数社から見積もりを取ることをおすすめします。
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まとめ:安くて簡単に寒さ対策するならプラダンが一番【プラダン二重窓で寒さ対策DIY】
窓の寒さ対策のためにプラダンで二重窓を作ってみました。
ハッキリ実感できるくらい冷気を感じなくなったので個人的には大成功。
これまでの寒さ対策では窓にプラダンを貼ったり断熱カーテンを使ったりしてきましたが、ウチのボロ戸建ての場合だとプラダン二重窓が一番効果が高い寒さ対策のようです。
今回のDIYは、作業時間はのんびりやっても2時間くらいで予算は3,000円以内で済みました。
作業自体も、DIYをやったことが無い人でも出来るくらい簡単なので、安くて簡単に寒さ対策をしたい方は暇つぶしがてら気軽にチャレンジしてみるのも良いと思いますよ。
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