前回の作業で天井や柱を白く塗装したので、あとは壁を白くすれば部屋を白で統一するDIYは一先ず完成・・・
-
【部屋を白で統一するDIY #2】天井と柱に白いペンキを塗る【ボロ戸建てDIY】
続きを見る
のはずだったのですが、築古戸建ての和室には付き物の「砂壁」が最後の難関として立ちはだかってきました。
しかも、砂壁の一部が剥れて砂がボロボロこぼれ落ちてくるという酷い状態。
砂壁の状態
そこで今回は「ボロボロの砂壁をどうにか補修して白い壁にリフォームする方法は無いものか・・・」と試行錯誤してみました。
- 初心者にも出来るくらい簡単
- 費用が安くて済む
- やってて楽しい
というDIYが見つかりましたので「砂壁をどうにかしたいけどDIY初心者だからどうしたら良いか分からない・・・」とお悩みだった方はぜひご覧ください。
あわせて読みたい
プロのリフォーム比較
無料見積もりがこちら
↓ ↓ ↓
もくじ
【砂壁をどうにかしたい】最初はこんな状態でした【砂壁を白くするDIY】
下の画像は壁のDIYをやる前の状態なのですが、左上と右下の一部が剥れているのがお分かりいただけるかと思います。
砂壁の状態
どうやら前の家主さんが砂壁の上からペンキを塗っていたようで、ペンキが染み込んで層になった部分がヒビ割れて剥れていたのがこれらの箇所です。
下地を直接触ると砂がボロボロと無限にこぼれてくるので、その補修もしつつ白い壁にする方法を探さないといけません。
というワケでDIY初心者でも出来る補修方法と白い壁へのリフォーム方法を考えてみました。
解決策が見つかるまで難航した様子をご覧ください。
【壁紙?漆喰?】砂壁の補修と白くする方法を考えてみた【砂壁を白くするDIY】
部屋を白で統一するDIYを完成させるために考えないといけないのは以下の3つ。
- 表面が剥れて砂がボロボロこぼれてくる壁の補修方法
- 砂壁をそれなりにキレイに白くするリフォーム方法
- 初心者でも出来るくらい簡単で安くできる方法
DIY初心者でもどうにか補修できそうな方法を考えたのでご紹介していきます。
砂がボロボロの壁は「アレ」でとりあえず解決【砂壁の補修方法】
まずは掃除機で砂壁の剥れた所を吸ってみたのですが、無限に砂がこぼれ落ちてきてキリが無いので止めました。
諦めかけた時にシーラーの役目の一つに「下地の強化」があったことを思い出し、試しにシーラーとして使った「アクドメール」を塗ってみることにしました。
ハケで塗るとザラザラと砂が付くし効率も悪そうなので100均で売っているスプレーボトルを使って「アクドメール」を吹き付けたところ、全く垂れずグングンと吸い込んでいきます。
奥深くまで染み込んでいたようで、乾いた後に砂壁を触ってみるとカッチカチに固まっていたのでとりあえずの補修はどうにかこれでできました。
ココがポイント
お手軽DIYなので今回は明らかに剥れている所だけをシーラーで固めましたが、しっかり補修したい方や手間や時間が惜しくない方は砂壁の表面を全部剥がしてシーラーを吹き付けた方が良いかもしれませんね。
DIY初心者が砂壁を白くリフォームするのは難易度高し【砂壁を白くする方法】
次は砂壁を白くするリフォームなのですが、なかなか解決方法が思いつかず難航しました。
解決方法を探す中で検討したリフォーム方法(案)が以下の4つです。
- 塗装する
- 壁紙を貼る
- 漆喰系の塗料を塗る
- ベニヤ板を貼ってその上からリフォーム
一つずつご紹介していきます。
リフォーム方法その1:塗装する
最初は前の家主さんと同じように「砂壁の上からペンキ塗装」を考えましたが以下の理由から却下しました。
- 下地がデコボコで仕上がりがキレイにならない
- またいつか表面が剥れてくる可能性がある
- 断熱や調湿などの効果が少なそう
安くお手軽にできそうだと思いましたが、別の方法を考えたいと思います。
リフォーム方法その2:壁紙を貼る
次に考えたのは壁のリフォームの定番「壁紙を貼る」でしたが、以下の理由から却下となりました。
- 下地がデコボコで仕上がりがキレイにならない
- そもそも下地がデコボコで壁紙が定着しにくい
- 下地が剥れてきたら壁紙ごと剥れてしまう
- 断熱や調湿などの効果が少なそう
壁紙の貼り付けはDIYの定番なのでやってみたかったのですが、また別の機会にしたいと思います。
リフォーム方法その3:漆喰系の塗料を塗る
壁紙の代わりに「漆喰系の塗料を塗る」ことも考えましたが、以下の理由から却下となりました。
- 下地が剥れてきたら一緒に剥れてしまう
- 調湿効果はあるけど断熱効果が低そう
漆喰なら下地のデコボコが多少残ってもそれが味になりそうだと思いましたが、下地が剥れる可能性があるのがネックになりました。
調湿効果は魅力的でしたが、築古なので断熱効果を高めたいという点でも別の方法を考えることにしました。
リフォーム方法その4:ベニヤ板を貼ってその上からリフォーム
砂壁のリフォーム方法としてよく聞く「ベニヤ板を貼る」も考えました。
砂壁をベニヤが覆って下地のデコボコが無くなりますし、ベニヤの上から壁紙を貼ったり漆喰を塗ったり好きなように出来ます。
一見最高の解決方法のように思えましたが、以下の理由から却下となりました。
- ベニヤ+壁紙や漆喰などで二度手間になる
- ベニヤ+壁紙や漆喰などで予算も倍になる
- ベニヤを全ての壁に貼る手間が大変そう
他の部屋も白い壁にしていく予定なので、予算や手間を少なく抑えられる方法を別に考えることにしました。
ココがポイント
結局、一般的なリフォーム方法は一長一短があってどれも決定打に欠けるので別の方法を探すことにしました。
「初心者でも簡単で、それなりにキレイにできて、しかも費用が安い方法は無いものか」と思ってアレコレ考えてみたところ、ある方法が思いつきました。
その方法とは一体・・・
続きをご覧ください。
プロのリフォーム比較
無料見積もりがこちら
↓ ↓ ↓
【寒さ対策も期待?】砂壁リフォームは「アレ」に決定【砂壁を白くするDIY】
砂壁を白い壁にリフォームする方法を探してきましたが、これまでご覧いただいた通り一般的な方法では決定打に欠けました。
今回、大事にしているポイントは以下の5つ。
- 初心者でもキレイな仕上がりになる
- 初心者にも簡単にできる
- 丈夫な仕上がりになる
- 断熱効果がある
- 費用が安い
これらの条件がそろっている方法を探している時に見付けた物がプラスチック段ボール「プラダン」でした。
-
【断熱効果ある?】砂壁にプラダン貼って白い壁にしてみた【部屋を白く統一するDIY #4】
続きを見る
プラスチック段ボール「プラダン」とは
プラスチック段ボール「プラダン」とは簡単に言うと、プラスチック素材でできた段ボールのことです。
>>プラダンについて詳しくはこちら(参照:プラダン.com)
段ボールは中空構造なので元々耐久性が高いのですが、素材がプラスチックになることで更に強さを増します。
更にその中空構造により断熱性の高さや防音性の高さも特徴の一つとなっています。
DIY用途でのプラスチック段ボール「プラダン」とは
値段がそんなに高くなく加工もしやすいことからDIYでプラダンを使用する人も多いようですが、多く見受けられるのが
- 窓の断熱
- ペットの爪とぎ対策
などの目的でプラダンを使用するパターンが多いようです。
どうやらワタシみたいに壁のリフォーム目的で使うのは少数派のようですね。
「プラダン」で壁をリフォームするメリット
今回、壁を白くするリフォーム方法としてプラダンを選んだのは以下のようなメリットがあったから。
- 加工しやすい
- 費用が安く済む
- やり直しができる
- 断熱性も期待できる
- 材料が手に入りやすい
- やってる人が少ないし面白そう
簡単で費用が安いのはもちろん、築古戸建てのDIYなので断熱効果も期待できるのは嬉しいポイントですね。
壁のリフォームの主目的として使っている人が少なかったのも挑戦し甲斐があります。
土台の砂壁が剥れてきても表面のプラダンには影響が少ないですし、大幅にリフォームしたくなっても剥がすだけでいいので良い事尽くしです。
まとめ:「プラダン」で壁をリフォームすることにしました【砂壁を白くするDIY】
今回は、部屋を白く統一するために砂壁をなんとかしたいと思い、砂壁を補修・リフォームする方法をいろいろと探してみました。
砂壁の補修はシーラーを塗ることでとりあえず解決しましたが、リフォームについては一般的な方法では仕上がりがイマイチだったり手間や費用がかかったりと一長一短でした。
そんな中で見つけたのがプラスチック段ボール「プラダン」。
初心者でも簡単に安くできそうですし、何よりやってる人が少ないというのが良いですね。
将来的に壁のリフォームを大幅にやり直したくなったとしても簡単に移行できそうな点もポイント高しです。
プラダンでの壁のリフォームについては別の記事でご紹介していきたいと思いますので、お楽しみください。
-
【断熱効果ある?】砂壁にプラダン貼って白い壁にしてみた【部屋を白く統一するDIY #4】
続きを見る
-
【部屋を白で統一するDIY #2】天井と柱に白いペンキを塗る【ボロ戸建てDIY】
続きを見る
あわせて読みたい
プロのリフォーム比較
無料見積もりがこちら
↓ ↓ ↓