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家・DIYのお話

【部屋を白で統一するDIY #2】天井と柱に白いペンキを塗る【ボロ戸建てDIY】

2022-12-20

 

前回の記事では部屋を白くするDIYの下準備としてシーラーを塗って下地処理をしました。

 

前回の記事
【部屋を白で統一するDIY #1】天井塗装の前にシーラーで下地処理【ボロ戸建てDIY】

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今回はペンキで天井や柱を塗装して壁以外の部分を白く塗装していきたいと思います。

 

 

 

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もくじ

【塗装の流れ】天井と柱に白いペンキを塗る【天井塗装DIY】

天井塗装の流れ

  • シーラーの乾燥具合を確認
  • 道具を準備する
  • 1度目のペンキ塗り
  • 乾燥確認
  • 2度目のペンキ塗り

 

 

その1:シーラーの乾燥具合を確認【塗装の流れ】

さっそく白いペンキを塗っていきたいのですが、その前に下地処理で塗ったシーラーが乾燥しているかどうかを確認します

 

触った感じでは意外にもペタッという感触

カラッと乾くものだと思っていたのですが、確かにこの方がペンキがしっかり定着しそうですね

 

十分に乾燥していて塗装面も異常なさそうなので塗装の準備に取り掛かっていきます。

 

 

その2:道具を準備する【塗装の流れ】

下地処理のシーラーも乾いていたので、ペンキ塗装に使う道具を準備します。

 

  • ペンキ(ノボクリーン)
  • ハケと絵筆
  • 塗装セット
  • 白いペンキ(ノボクリーン)
  • 塗装セット
  • ハケと絵筆
  • 保護メガネ
  • マスク
  • 脚立

 

>>使った道具について詳しくはこちら

 

 

その3:1度目のペンキ塗り【塗装の流れ】

準備が整ったらいよいよ塗装に入っていきます

 

ノボクリーンの缶をよく振って中身を撹拌しローラーバケツへ投入(写真を撮り忘れたのでシーラーの画像でスミマセン)

ココがポイント

ペンキの必要量が分からなかったので、とりあえず下地処理の時に使ったシーラーと同じくらいの量(底から約3cm)を入れました

天井や柱を塗装し終わった時にちょうど無くなったので、ピッタリの量だったようです

試しに天井と壁の見切り材を塗ってみて「これは白くなる!」と確信

面積が狭い部分角になっている部分などをハケ塗り

時間がかかる上に細かく塗らないといけないので根気が必要な作業でした

柱の側面などの平面になっている部分をローラーで塗装

天井など広い面をローラーで一気に塗装

濃い色の下地に薄い色のペンキを塗ると下地が透けて塗りムラが目立つので2度塗り以上の重ね塗りをした方が良さそうです

 

ココがポイント

この日はこれ以上作業時間が取れなかったので、乾燥もかねて2度目の塗装は明日に持ち越します。

 

 

その4:乾燥確認【塗装の流れ】

1度目に塗ったペンキの乾燥具合を確認します

 

昨日塗り終わってから16時間くらい経っているので軽く手で擦っても大丈夫なくらいに乾いていました

このまま2度目の塗装をしても良さそうですので早速2度塗りに取り掛かりたいと思います

 

ココに注意

一般的に水性ペンキの乾燥時間は、

  • 2度目の重ね塗りが可能:軽く指で触っても塗料がつかないくらいに乾燥した状態(晴れている夏の日などは30~1時間くらい、冬などは1~2時間くらい)
  • 確実に安心して重ね塗りするなら:軽く手で擦っても表面に跡がつかないくらいに乾燥した状態(塗装の翌日以降)
  • 内部まで完全に乾燥:塗装の2週間後くらい

と言われているようです。

プロが塗装する場合は「1日1工程」で塗装することが多いそうですので、特に急ぎでなければ最低でも1日は乾燥させた方が良いでしょう。

 

 

その5:2度目のペンキ塗り【塗装の流れ】

1度目と同じように、狭い部分をハケ塗り→広い面をローラー塗りで2度目の重ね塗りをしていきます

 

1度目のペンキ塗りで結構白くなったと思ってましたが、2度目のペンキを塗ると白さが更に際立ってきました

一通り塗って2度塗り完了

白色がしっかり厚く乗っかって明るい雰囲気の部屋に変わりつつあります。

ペンキが大量に残っていたので「どうせ全部白くする予定だから」と壁を白く塗ってみました。

日光が反射しまくって開放感あふれる明るい部屋になりました。

 

ココがポイント

濃い色の下地に白いペンキを塗っても下地がなかなか隠れてくれません。

2度目のペンキが乾いた時には薄っすらと塗りムラが見えてきましたので、しっかりと白く塗りたい場合はあらかじめ3回以上の重ね塗りを考えておいた方が良さそうですね。

 

 

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【所要時間】6畳間の天井・柱の2度塗りで約8時間+乾燥16時間【天井塗装DIY】

1度塗り 4時間
乾 燥 16時間
2度塗り 4時間

 

 

塗装時間は約8時間だったけど・・・【所要時間】

純粋な塗装作業にかかった時間は4時間×2回の合計で約8時間でした。

 

濃い色の下地に白いペンキを塗る場合は下地が透けないように丁寧に塗らないといけないので、下地処理でシーラーを塗った時の2倍くらいの時間がかかりました。

 

ただし、その後も塗りムラや塗装が薄い所がいくつか見つかったので、確実に白く塗りたい場合はもっと時間をかけて3回以上の重ね塗りをした方が良いと思いました。

 

ココがポイント

荒く塗るとこんな感じになります。

 

 

乾燥は16時間で問題なく重ね塗りOKでした【所要時間】

1度塗りの後いったん家に帰って翌日に2度塗りをしたので乾燥時間は16時間くらい。

 

十分に乾いていたので2度目のペンキ塗装には全く支障はありませんでした。

 

ココがポイント

早く2度塗りを始めたいなら1~2時間の乾燥、しっかり乾いてから2度塗りをしたいなら24時間以上の乾燥が良いそうです。

 

 

【注意点】天井塗装で気を付けるポイント【天井塗装DIY】

天井塗装の注意点

  • ローラーは早過ぎず
  • ペンキは必ず飛び散る
  • ローラーは身体の正面で
  • ハケはストレートタイプが便利
  • 他のDIYとは分けて(ホコリなど)
  • シーラーをしっかり塗ったつもりでもアクは出る

 

同じ塗装作業ですので、下地処理でシーラーを塗った時の注意点と重なる部分も多かったです。

 

 

その1:ローラーは早過ぎず【天井塗装の注意点】

広い面を塗装する時はローラーを早く動かさないように気を付けましょう。

 

ローラーを早く動かすとローラーの回転数が上がり遠心力で塗料が飛び散りやすくなります。

 

特に、天井など高い部分を塗る時に飛び散ると周りや自分に塗料が降りかかってくるので注意が必要です。

 

  • 楽しさや爽快感で気持ちよくなった時
  • 作業を早く終わらせたい時

などは無意識に動作が早くなりがちなので、ローラーは早く動かさないように気を付けましょう。

 

 

その2:ペンキは必ず飛び散る【天井塗装の注意点】

ローラーをゆっくり動かしているつもりでも、塗料は必ず飛び散ります。

 

  • ハケやローラーに塗料を付ける際に跳ねる
  • ハケやローラーを塗装面に近づける時に垂れる

 

このように、丁寧に作業しているつもりでも気が付けば床や衣類に塗料が飛び散っていることに気が付くことでしょう。

 

塗装をする時はペンキや塗料は必ず飛び散ることを予め覚悟しておくことをおすすめします。

 

ココに注意

衣類についた塗料は何度洗濯しても落ちませんでした。

塗装をする時は不要になった服・汚れてもいい服で作業しましょう。

 

 

その3:ローラーは身体の正面で【天井塗装の注意点】

天井などの高い所を延長ポールが付いたローラーで塗装する時は身体の正面にポールを構えて真っすぐ前後に動かすようにして塗ると塗りやすかったです。

 

正面持ち

疲れにくくてキレイに塗れた

斜め持ち

疲れやすいしキレイに塗れなかった・・・

 

何も考えずに塗ろうとすると無意識に左右どちらかの半身になって斜めにローラーを持とうとすることが多いと思います。

 

しかし、斜めにローラーを持って天井を塗ろうとすると、

  • 思ったようにローラーが真っすぐ動いてくれない
  • 斜め持ちの方がアンバランスな姿勢なので疲れやすい
  • ローラーが天井に水平に押し付けられず塗料の塗り具合に左右差が出る

などのデメリットがあってウマく塗れませんでした。

 

ローラーのムラ

 

見た目がカッコ悪いし正統派の塗り方ではないかもしれませんが、ローラーで塗装する時は正面持ちの方が塗りやすかったです。

 

 

その4:ハケはストレートタイプが便利【天井塗装の注意点】

塗装で使うハケには「斜めタイプ」と「ストレートタイプ」の物がありますが、満遍なく塗りやすかったのは「ストレートタイプ」のハケでした。

 

例えば天井と壁の間にある「見切り材の上面・側面・底面」そして「右端・左端」などをハケ塗りした時のことをご紹介します。

 

斜めタイプのハケだと手首が反り過ぎて塗りにくかったり、手首を捻ったりハケを持ち替えたりして面倒でした。

 

一方ストレートタイプのハケだと少ない持ち替えで済むことが多かったので、どんな場所でも満遍なく塗りやすかったです。

 

特に、脚立などに乗って高い場所を塗装している時に持ち替えが多いと面倒ですし足元が不安定で危ないので、手間が少なく多くの場所が塗れる「ストレートタイプ」のハケを使うことをおすすめします。

 

 

その5:他のDIYとは分けて(ホコリなど)【天井塗装の注意点】

塗装系のDIYをやる時は、他のDIY作業とは分けて作業した方が良いでしょう。

 

破片やホコリが飛び散りやすい解体系のDIYを並行してやると、乾く前の塗料についてしまい修正が大変になったり、そのまま乾燥してしまうと仕上がりが悪くなってしまいます。

 

もし同時にやらないといけないDIY作業がある場合は、

  • 破片やホコリが出にくいDIY
  • 屋内と屋外で分けて作業できるDIY

などを行っていった方が良いかもしれませんね。

 

ココに注意

特に石膏ボードの粉末状のホコリは意外に遠くまで飛んでしまう上に隅々まで行き届いてしまって掃除が大変でした。

 

 

その6:シーラーをしっかり塗ったつもりでもアクは出る【天井塗装の注意点】

白いペンキが乾いてくるにしたがって下の画像のように茶色のアクがジワーっと表面に滲み出てきました。

 

滲み出たアク

※もっとクッキリと大きくアクが出た個所がいくつかありました

 

下地処理の時にシーラーをしっかり塗ったつもりでしたが、所々がムラになっていて十分ではなかったようです。

 

シーラーを塗る時は、「これで十分」と思う塗り方の2割り増しくらいで塗っていくことをおすすめします。

 

ココがポイント

アクが出た場所は白いペンキが乾いてからシーラーを上から塗って、乾燥後に白いペンキを更に重ね塗りしました。

 

 

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【使った道具】天井・柱を白く塗った道具【天井塗装DIY】

こんな方におすすめ

  • 白いペンキ(ノボクリーン)
  • 塗装セット
  • ハケと絵筆
  • 保護メガネ
  • マスク
  • 脚立

 

 

その1:白いペンキ(ノボクリーン)【天井塗装の道具】


 

「白いペンキ」で調べると必ずと言っていいほど、この「ノボクリーン」が最初に出てきました。

 

ノボクリーンの口コミやレビューなどを見てみると、

  • コスパが高い
  • ニオイが少ない
  • 色んな壁材に塗れる
  • 艶消しで落ち着いた仕上がり

などなど、コスパが高い上に初心者にも扱いやすいペンキだと評判だったので即決しました。

 

特に安さについては、一般的なペンキの1/4~1/8の値段という事でコスパは圧倒的。

 

ニオイについては「もっとニオイがキツい方が『ペンキを塗ってる感』があって良いのに・・・」と思うくらいほぼ無臭だったので、キツいニオイが苦手でもほとんどの方が問題ないレベルだと思います。

 

ココがポイント

実際に使ってみた感じでは、全くの初心者でも「それなりの仕上がり」になったので塗装に自信が無い方にも使いやすいペンキだと思いました。

足りなくなって追加で買うよりは他のペンキより圧倒的に安いので最初から16kgを買っておいても良いと思います。

 

 

その2:塗装セット【天井塗装の道具】


  • ローラーバケツ
  • 内容器
  • ネット
  • ハンドル
  • ローラー
  • ポール
  • 軍手や布巾など

 

主に広い面を塗装する道具は、下地処理でシーラーを塗った時に使ったこちらのセットを使いました。

 

ローラー・バケツ・ネットなどの汚れる物はスペアを使ったり洗って使い回しができます。

 

この塗装セットは今回の一連の塗装で大活躍でしたが、今後の塗装DIYでも役に立ってくれそうなので、全体的なコスパはとても良い商品だと思います。

 

ココがポイント

延長ポールが付いているセットが意外に少なかったので、ポール付きのこのセットはおすすめです。

ローラーやバケツが足りなくなってもスペアが売っているので安心です。

 

 

その3:ハケと絵筆【天井塗装の道具】


 

広い面以外を塗るために使うハケは下地処理の時に使った物を洗って使い回しましたが、シーラーもペンキも水性なので使用後にしっかり水洗いして乾燥させれば全く問題なく使用できました。

 

個人的には斜めタイプよりストレートタイプのハケの方が使い勝手が良かったです。

 

5cmのハケを基本に使いながら細かい所は細い絵筆を使うことが多かったので、数本がセットになっている物を選ぶと良いでしょう。

 

ココがポイント

ハケも絵筆も100均で売っているような安い物で十分でした。

 

 

その4:保護メガネ【天井塗装の道具】


 

高い所を塗装していると塗料が垂れてきたり、ローラーやハケから塗料が飛び散ったりするので、保護メガネはかけておいた方が良いでしょう。

 

裸眼やコンタクトレンズ、メガネなどを守るために必須だと思います。

 

 

その5:マスク【天井塗装の道具】


 

保護メガネと同様、顔を塗料から守るためにはマスクを装着しておいた方が良いでしょう。

 

今は誰もがマスクを常備していると思いますので、足りない場合だけ購入しましょう。

 

安い物で十分です。

 

 

その6:脚立【天井塗装の道具】


 

高い場所の作業では脚立は必須です。

 

小さいと高い場所の作業がしにくくなりますし、大きすぎても取り回しが大変なので5段くらいが丁度良いと思います。

 

1万円以内で抑えられたら御の字です。

 

 

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まとめ:白いペンキを塗る時は「シーラーしっかり塗る」→「3回以上の重ね塗り」がおすすめ【天井塗装DIY】

天井塗装まとめ

  • 6畳間の天井・柱で4時間×2回くらい
  • 1日以上乾燥させてから重ね塗りがおすすめ
  • アクは必ず出るのでシーラーはしっかり塗る
  • それでもアクが出たらシーラーを再度塗って更に重ね塗り
  • キレイに白く塗装したいなら3回以上の重ね塗りを最初から考えておく

 

今回の作業で天井や柱を白く塗れたので、壁以外を白くすることができました。

 

部屋を白く塗装するのは、

  • 塗りムラが目立ちやすい
  • 下地の色が透けやすい
  • アクが出たら目立つ

などなど、濃い色のペンキを塗るよりも難易度が高いです。

 

下地処理のシーラーをしっかり塗った上から何回もペンキを重ね塗りをして、それでもアクが出たらシーラーをまた塗って更に白いペンキを塗ることで対策できました。

 

気持ちの良い白い部屋を作り上げるために焦らず根気よく塗装していきましょう。

 

ココがポイント

壁を白くする方法は、砂壁で壁紙が貼りにくいので別の方法を考えています。

築古で断熱性が無いのでその対策をしつつ、せっかくだから一風変わった壁にしていきたいと思いますので、次回以降の作業にご期待ください。

 

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