- なんか読みにくいなぁ
- 何となくまとまりが無いなぁ
自分のブログを読んでこう感じたことがあるなら、ブログに来てくれた人も同じように感じて離脱しているかもしれません。
そんな事を防ぐために、どんなブログでもそれなりに読みやすく整えてくれる便利な「ひな型」をご紹介したいと思います。
その名も「3の法則」。
ワタシが勝手にそう呼んでいるだけなのですが、何も考えずにそのままやるだけで初心者のブログでも読みやすいブログに整えてくれる便利なひな型です。
ブログを始めたばかりで「まだ自分の型を持ってない」という方がいたら、自分の型が出来るまでの間はこの「3の法則」を使ってみてください。
ココがポイント
あなたのブログに来てくれた方が気持ち良く滞在してくれるようなブログにしていきましょう。
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もくじ
【ブログひな型】あなたの記事がスマートに整う「3の法則」とは
「3の法則」の4原則
- h2見出しが3つ
- その中のh3見出しも3つ
- その中の文章は3文まで
- その文章は3行まで
3の法則の中身がこちら。
それぞれの内容や使い方について詳しくご紹介していきます。
「h2見出し」が3つ【3の法則】
一つのブログ記事内のh2見出しは3つを基本にします。
こんな感じ
- h2見出し①(記事のタイトル)
- h2見出し②(補足)
- h2見出し③(まとめ)
最初のh2見出しでスパッと「タイトル回収」して、軽く「補足」してからの「まとめ」でシンプルに整えます。
h2見出しの数は、減ったとしても「記事タイトル」と「まとめ」が必要なので最低でも2つ。
ココがおすすめ
SEO対策のためにも、h2見出しの一つは記事のタイトルと同じにするのがおすすめ。
増える場合は「補足」の他に「口コミ」や「注意点」などが考えられますが、初心者のうちは読みやすさが崩れないように多くても4つまでに収めた方が良いでしょう。
ココがポイント
経験値が上がってきたら少しずつh2見出しの数を増やしていきます。
上手く書けるようになると、長文だったとしても読みやすい上に情報量が多くて網羅性の高い「強い記事」に仕上げる事ができます。
その中の「h3見出し」も3つ【3の法則】
h2見出しの中のh3見出しも3つを基本にします。
h2見出しのタイトルの要点をまとめるなどでh3見出しを用いることが多いと思いますが、要点が多くなると読みやすさが犠牲になることがあるので本当に大事なことにフォーカスします。
どうしても3つ以上になりそうなら、
- 要点①(最重要)
- 要点②(次に重要)
- その他(その他を簡単に紹介)
のように、「最重要ポイント2つ」と「その他」という感じでまとめるのが良いでしょう。
その中の「文章」は3文まで【3の法則】
h3見出しの中の文章は3文までを基本にします。
こんな感じ
- ポイント・結論
- 具体例・根拠
- 簡単なまとめ
このような感じで文章を3つまでに収めると、パッと読みやすい上に分かりやすい文章になります。
その「文章」は3行まで【3の法則】
文字数が多い文章はそれだけで読む気にならないので、それぞれの文章は3行までを基本にします。
人によって画面の大きさが違うので「○○文字くらいが良い」と言うことができないのですが、スマホの訪問者が多くなりがちな状況を考えるとスマホ画面で3行くらいがちょうど良いと思います。
もしくは、パソコン画面上でブラウザの横幅を目いっぱい狭くした状態で3行になるくらいの文字数を目安にするのも良いでしょう。
こんな時どうする【3の法則】
基本の型となる「3の法則」をご紹介してきましたが、いつもこの通りになれば苦労は無いですよね。
イレギュラーが発生した時に使える切り抜け方をご紹介します。
「h2見出し」が多くなってしまう【こんな時どうする】
h2見出しが4つで収まるならまだ良いですが、5つ以上になるようなら情報の詰め込み過ぎかもしれません。
そういう場合は記事を分割するのが良いでしょう。
内容で区別するのが基本になってきますが、区別が難しそうな場合は「前編・後編」のようにすると自然な形で分割することができます。
「h3見出し」が多くなってしまう【こんな時どうする】
h3見出しが多くなってしまう場合には分割してh2見出しを増やすのが良いでしょう。
一つのh2見出しの中にいろんな要素があると読んでいて分かりにくい記事になってしまいます。
h2見出しの主要テーマを少ないh3見出しで説明して「要するにこういう事なのね」と簡単に理解してもらえるようにするのがおすすめです。
ココに注意
h2見出しが増えることによる記事全体のボリュームにも注意しましょう。
「文章」が多くなってしまう【こんな時どうする】
文章を3つまでにまとめられたらベストなのですが、ちゃんと説明するためにどうしても削れない文章というものも出てきます。
そういう場合は、文章と文章の間に以下のようなものを挟んでワンクッション置くとスッキリまとまります。
- テキストパーツ
- 箇条書き
- ボックス
- 吹き出し
テキストパーツってこんなヤツ
ポイントや感想などを注釈的に入れる時に便利につかえます。
例えば、どうしても長文が必要な場合には以下のような構成にするなどして工夫してみましょう。
- 文章①
- 文章②
- 吹き出し(感想的なもの)
- 文章③
- 文章④
- 箇条書き(要点の説明)
- 文章⑤
- 文章⑥
- テキストパーツ(簡易的なまとめor注意点など)
文章が長くなってしまう【こんな時どうする】
文才がある人や記事執筆に慣れてきた人だと長文がスラスラ書けるようになってきますが、知らず知らずのうちに読み手に優しくない文章になってしまうこともあります。
そんな時は以下のような工夫をしてみましょう。
- 文章の分割
- 仮名の使い分け
- 読点を組み込む
文章の分割【文章が長くなってしまう時】
どうしても文字数が多くなる場合は文章を分割するのが良いでしょう。
例えば以下のような文章があるとします。
- ○○が●●だと◎◎なので△△を▲▲するのがおすすめです。
この文章を分割するとこのようになります。
- ○○が●●だと◎◎になってしまいます。
- そういう場合は△△を▲▲するのがおすすめです。
こうすることで根拠と提案が混在していた文章が2つに分かれて、根拠と提案をそれぞれ個別かつ端的に伝える事ができるようになります。
ココがおすすめ
単純に文字数が少ないと内容も瞬間的に頭に入りやすくなるので文章を分割するのはおすすめです。
仮名の使い分け【文章が長くなってしまう時】
内容が理解しやすいような文章の書き方も大事ですが、文章の見た目も結構大事。
どうしても長い文章になってしまう時は、パッと見の印象を軽くするために仮名の使い分けを活用してみましょう。
- ひらがなが連続していると読みにくい
- 漢字が連続していると見た目の圧迫感が強くなる
こんな時は、ひらがなが連続している中にわざとカタカナを織り交ぜてみたり、漢字が連続している中にワザとひらがなを組み込む等すると視覚的にストレスが少ない文章にすることができます。
正しい日本語のルールも大事かもしれませんが、ブログでは読者の読みやすさが最も大事。
パッと見でストレスを与えていては内容を読んでもらうことも難しいので、見た目から快適な文章を目指してみましょう。
便利な使い分けの一例
- 「など」と「等」
- 「こと」と「コト」と「事」
- 「もの」と「モノ」と「物」
- 「わけ」と「ワケ」と「訳」
- 「おすすめ」と「オススメ」と「お勧め」
などなど
読点を組み込む【文章が長くなってしまう時】
工夫してもどうしても長文になってしまう場合は読点(とうてん)を組み込んで工夫してみましょう。
読点(とうてん)とは
文中の意味の切れ目に付ける符号
「、」が用いられる
文中の意味の切れ目に読点(とうてん)を用いると理解度という点で読みやすくなりますし、適切なタイミングで読点(とうてん)を用いると心地良いテンポが生まれて読みやすくなります。
ココがポイント
読点(とうてん)が増え過ぎると読みやすさが薄れるので、文章を読んでいて「ふ~っ」と一呼吸するタイミングで用いると効果的でしょう。
多くても一つの文の中に2つくらいが良いと思います。
仮名と同じく読点にもルールがあるとは思いますが、やはりブログで大事なのは読者の読みやすさ。
感覚的に文章を読むという人も少なくないと思いますので、心地良さが生まれるように読点(とうてん)を織り交ぜていきましょう。
ココがポイント
自分が読んでいて心地良いと感じる記事が書けるようになったのなら、きっと読んでくれる人も気持ちよく感じてくれていることでしょう。
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全体イメージ【3の法則】
3の法則で記事を書くと以下のようなイメージになります。
イメージ図
記事の執筆中はこの型を何となくイメージしながら書いていくと良いでしょう。
ココがポイント
関連記事や関連カテゴリーへの誘導を配置すると内部リンクが強化されるのでおすすめです。
冒頭文の下、記事の一番下、別記事と関連付けたい文章の近くなどに配置すると効果的で読者にも親切です。
まとめ:型があると自分も便利で読む人も快適【初心者のブログがスマートに整う3の法則】
基本ができる前の初心者が独自のアレンジをしてもグダグダになるのはブログに限らず何事においても同じこと。
ココがポイント
伝統芸能や武道の世界には「守破離」という言葉もありますよね。
要点がまとめられている「型」を忠実に再現すると基本が早く身に付きますし、見てくれる人も精度が高くて洗練されたものを見ることができます。
残念な話ですが、ほんの少しの読みにくさで離脱されるなんて珍しい事ではないのです。
基本の型があると自分のためにもなって他の人も喜んでくれるので、ブログ初心者の方で「まだ型が無い」という方は今回ご紹介した「3の法則」をまずは活用しながら自分だけの型を確立していってみてください。
ココがポイント
きっとどこかにあなたのブログを待っている人がいるはずですよ。
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