前回の作業では砂壁に角材の枠を作って設置しました。
前回の記事はこちらです。
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【断熱&白い部屋にするDIY #1】砂壁に角材の枠を設置【砂壁をどうにかしたい(2部屋目)】
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今回は、柱や長押など砂壁以外の部分を白く塗装していきたいと思います。
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もくじ
【作業の流れ】柱や長押を白く塗装【砂壁をどうにかしたい(2部屋目)】
作業の流れ
- 床を養生
- 下地処理
- 白く塗装
- 隙間埋め
手順1:床を養生【柱や長押を白く塗装】
▼ マスカーで床を養生します
ハンディ・クラウン 多用途養生マスカー 幅550mm×長20M [マスキングテープ] |
今回はマスカーで壁際だけ養生しましたが、部屋を汚さないためにも窓枠はマスキングテープ、床の中央はブルーシートで養生した方が良いです。
この方が良いです
マスキングテープは安物でも良いですが、脚立で床を傷付けないようにブルーシートは厚めのものがおすすめです。
コンヨ (KONYO) ニュー ストロングシート#3000 3.6x5.4 |
手順2:下地処理【柱や長押を白く塗装】
▼ まずはシーラーで1回目の下地処理をします(シーラーは2回塗ります)
※1回目は2~3倍に希釈します
フジワラ化学 内装用 古壁用強化アク止め材 アクドメール 4Kg |
EFアトレーヌ水性防水材用 塗装セット (塗装用具/STK-15N) |
▼ 狭い所はハケや絵筆で塗って
▼ 平らな面はローラーで塗ります
▼ 塗った直後は薄っすら青白いですね
▼ ひと通り塗り終わったらひとまず乾燥させます
※この時はだいたい6時間くらい空けました
▼ 湿った感じがしなくなったら2回目を塗ります
※2回目は希釈せず原液を塗ります
▼ ひと通り塗ったら完全に乾燥するまで待ちます
※最低24時間くらいは待った方が良いでしょう
▼ 次の日の様子
▼ シーラーが染み込むと木の色が濃くなりテカテカします
ココがおすすめ
アクが染み出てこないようにボタボタ垂れない範囲でしっかり塗るのがおすすめです。
手順3:白く塗装【柱や長押を白く塗装】
▼ シーラーが乾燥していたので白い塗料を塗っていきます
大日本塗料 ノボクリーン 白(艶消し) 16kg ホワイト |
使うのは白塗装のド定番「ノボクリーン」。
広い面積を安く塗装したい時はこれ一択です。
▼ 狭い面はハケや絵筆、広い面はローラーで塗ります
▼ 白く塗装する場合は2回以上の重ね塗りが必須
※濃い色の下地を白く塗る時は、3回以上塗った方が良いでしょう
▼ コーキングしていた所は塗料が弾かれます
▼ こんな時に便利なのが「ミッチャクロン」
染めQ プライマー スプレー ミッチャクロン マルチ 420ml |
▼ ミッチャクロンを吹き付けてからシーラー → 塗装すると塗料が乗るようになります
ココがポイント
コーキングする時は塗装の後にするか、上からでも塗装可能な変成シリコーンのコーキング材を使うのが良さそうですね。
▼ ひと通り塗装完了
ココがポイント
手順4:隙間埋め【柱や長押を白く塗装】
▼ 柱や長押などと角材の枠の間に隙間が空いていたらコーキングで埋めます
▼ コーキング材を伸ばすのはまい○すけっとのスプーンが便利
※グニャグニャ柔らかいですがタダだから使い捨てOK
塗装の時のちょっとしたコツ【砂壁をどうにかしたい(2部屋目)】
ちょっとしたコツ
- ハケの使い方
- ハケは「ストレートタイプ」
- ローラーの使い方
その1:ハケの使い方【ちょっとしたコツ】
気を抜くとハケが塗料の中に「ドボン」と倒れるので、塗装中はハケや絵筆を固定しましょう。
作業で疲れている時は心理的に結構なダメージなので、どこかに挟み込むなどして固定するのがおすすめです。
その2:ハケは「ストレートタイプ」【ちょっとしたコツ】
ハケは「くの字」のものよりも「ストレートタイプ」が便利です。
「ストレートタイプ」だと少ない持ち替えで済むことが多いので、どんな場所でも満遍なく塗りやすいです。
ココに注意
その3:ローラーの使い方【ちょっとしたコツ】
ローラーを塗料にドボンと付けてしまうとこの部分(画像参照)に塗料が溜まって、塗っている時にボタボタこぼれてきます。
ローラー表面だけに薄く満遍なく塗料を付ける方が周りが汚れにくくなるのでおすすめです。
ココがおすすめ
まとめ:シーラーはしっかり白は何度も上塗り【砂壁をどうにかしたい(2部屋目)】
隙間埋めのコーキングは塗料を弾くので、先に柱や長押など砂壁以外のところを白く塗装しました。
砂壁はまだ手付かずですが、これだけでも部屋の印象はかなり変わるもんですね。
ビフォー | |
アフター(柱と長押の塗装のみ) | |
濃い色に塗装する時に比べて白く塗装する時は、
- シーラーをしっかり塗ってアクを抑える
- 何度も上塗りして下地の色が透けないようにする
ということが大事になってきます。
下地の色が濃い場合は特に大事になってきますが、白く塗りあがった時の達成感は格別なので作業が辛くなってきたら「この先にはきっと素晴らしい景色が待っている」と妄想しながら塗装すると気が紛れるのでおすすめです。
次回は角材の枠にスタイロフォームをはめ込んで断熱化に取り組んでいきたいと思います。
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【断熱&白い部屋にするDIY #3】スタイロフォームで砂壁を断熱化【砂壁をどうにかしたい(2部屋目)】
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