- 中古戸建てを買った後に後悔したくないから
- 内見の時にしっかりチェックしたいけど
- 見るべきポイントが分からない
こんな方のために内見チェックリスト(中古戸建て用)をご用意しました。
ワタシが中古戸建てを内見した時に「ここを見ておいてよかった」「ここも調べれば良かった」と思ったポイントなどを踏まえた内容になっていますので、ご自身が見たいポイントと併せて活用してみてください。
準備なしで内見に行って戸惑ったり、家を購入した後に後悔しないために、一つの例として参考にしてもらえたら嬉しいです。
ココがポイント
併せて、中古戸建て内見の時に気付いたり知ることができたコツやよくある疑問点などもご紹介していきます。
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もくじ
【家を買う】中古戸建て内見で見るポイントがこちら【内見チェックリストつき】
物件について |
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外装・屋外について |
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内装・屋内について |
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近隣について |
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中古戸建てを内見する際、まずはこのようなポイントからチェックしていくと良いでしょう。
その1:「物件について」のチェックポイント【中古戸建て内見】
チェックするポイント |
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中古戸建てを内見する際、物件自体についてはまずはこれらをチェックしていくのが良いでしょう。
不動産屋さんの担当者さんに聞けば大抵のことは教えてくれます。
その場で分からないことがあっても調べてくれますので、担当者さんをフル活用していきましょう。
売却理由【物件についてのチェックポイント】
売主さんが物件を売りに出す時、何か問題があって売りに出しているのかもしれません。
自分の新生活に支障があってはいけないので、売主さんがその物件を売りに出す理由をなるべく聞くようにしましょう。
売却履歴【物件についてのチェックポイント】
短期間で何回も売りに出されている物件には何か問題があるのかもしれません。
不動産屋さんは扱っている物件の経緯をある程度は把握している場合が多いので、物件の売却履歴を聞くようにしましょう。
入居履歴【物件についてのチェックポイント】
入居者が頻繁に変わっている物件には何か問題があるのかもしれません。
不動産屋さんが大家さんとのやり取りの中で入居者について把握している情報もあるので、入居者履歴はできる範囲で良いので把握しましょう。
ココがポイント
入居者が頻繁に変わっても大丈夫な例として、「大学近くの物件で大学生が在学中のみ住んでいた」等が挙げられます。
ゴミ出し【物件についてのチェックポイント】
入居した後に必ず行うことになるゴミ出しルールや収集所についてチェックしてみましょう。
集合住宅の場合は共同のゴミ収集所が設置されていて入居後すぐにゴミを捨てられることもありますが、戸建ての場合は町内会の許可が必要になる地域もあるようです。
また、ゴミの分別が細かすぎると日常的なストレスになりかねません。
ココがポイント
ゴミ出しについて売り主さんが知っている場合も知らない場合も、不動産屋さん経由で売り主さんに聞いてもらって可能な限り情報を集めましょう。
その2:「外装・屋外」のチェックポイント【中古戸建て内見】
チェックするポイント | チェックする場所 |
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中古戸建てを内見する際、外装など屋外についてはまずはこれらをチェックしていくのが良いでしょう。
導線【外装・屋外のチェックポイント】
外出時や帰宅時などを始めとして敷地内を移動する際の導線をチェックしてみましょう。
スムーズに移動できなかったり、危険な場所がある場合は要注意です。
内見時にいろいろと動き回ってみながら、日常的な行動に支障が出ないかどうかをイメージしながらチェックするのがおすすめです。
排水【外装・屋外のチェックポイント】
軒やベランダなどの排水がしっかりできているかどうかをチェックしてみましょう。
排水がしっかりできていないと、老朽化が早まったり排水溝周りが腐りやすくなったり、臭いの原因になる場合もあります。
以下のようになっているかどうかをチェックするのがおすすめです。
排水周りのチェックポイント
- 排水溝に向けて勾配が設けられている
- ゴミや葉っぱなどが詰まりにくくなっている
クラック【外装・屋外のチェックポイント】
外壁などにみられるクラック(ヒビ割れ)をチェックしてみましょう。
建築関係の方は「縦向きのクラックはそれほど気にしなくても良い」とおっしゃる場合が多いので「横向きのクラック」が無いかをチェックしていきます。
横向きクラックが危険な理由
- 建物の「傾き」や「横ズレ」が原因の場合がある
- 雨が壁を伝っていく時に受け止めてしまうので「縦向きクラックより染み込みやすい」
特に1m以上の横向きクラックがある場合、建物の基礎部分に横向きクラックがある場合などは建物の老朽化がかなり進んでいる可能性がありますので、しっかりチェックするのがおすすめです。
ココがポイント
もし、「横向きクラックさえ無ければ理想的な中古戸建てなのに・・・」と購入を悩むことになった場合は、住宅診断(ホームインスペクション)を頼んでプロに調べてもらうのが良いでしょう。
住む分には問題が無い程度の横向きクラックなら諦めるのはもったいないので、購入できる可能性にかけて調べてもらいましょう。
チョーキング【外装・屋外のチェックポイント】
塗装から長い時間が経っている場合や壁の塗装が劣化している場合に見られるチョーキング(壁を触った時に手に粉がつくこと)をチェックしてみましょう。
壁の撥水性が落ちてきていることも考えられますので、粉が多く手につく場合は塗装が必要になってきます。
劣化しやすいと思われる日当たりが良い方角の壁などをしっかりチェックするのがおすすめです。
床下の通気性【外装・屋外のチェックポイント】
基礎部分の通気性がしっかりしているかどうかをチェックしてみましょう。
通気性が悪いと湿気やカビなどで床下から劣化していきますし、虫の住処になったり発生しやすくなることも考えられます。
掃除や除草などで通気性が確保しやすければ大丈夫でしょう。
屋根や軒の塗装【外装・屋外のチェックポイント】
壁よりも雨風にさらされやすい屋根や軒の塗装をチェックしてみましょう。
屋根に上れれば理想的ですが内見では難しいと思いますので、2階建ての戸建てなら2階から1階の屋根や軒を見てみたり、1階建ての戸建てなら離れたところや高台から見てみるしかないでしょう。
雨漏りに直結する事ですし塗装には費用がかかる事なので可能な範囲内でェックするのがおすすめです。
越境していないか【外装・屋外のチェックポイント】
木の枝や草などが越境していないか(隣との境界をまたいでいないか)をチェックしてみましょう。
木の枝なら大丈夫なことは多いと思われますが、近隣トラブルや裁判沙汰になることもたまに聞く話ですので、客観的に見ても違和感や不快感を感じないかどうかは必ずチェックしましょう。
万が一問題がありそうな越境があったら、
- 敷地内から隣に向けて越境している場合:処理が可能かどうか、処理に時間やお金がどれくらい必要か
- 隣から敷地内に向かって越境している場合:対処してもらえるかどうか
などを考慮しながらチェックするのがおすすめです。
地面と床下の高低差【外装・屋外のチェックポイント】
通気口を覗いて周りの地面より床下の方が低くなっていないかどうかの高低差をチェックしてみましょう。
床下の方が低くなっている場合、地面からの雨がたまって湿気やカビなどで床下から劣化しやすくなったり、シロアリが集まりやすくなることも考えられます。
床下の通気性の問題とも関連してきますので、スマホのライトなどで照らしてチェックするのがおすすめです。
木や雑草の生え具合【外装・屋外のチェックポイント】
庭など屋外の木や雑草の生え具合をチェックしてみましょう。
庭の手入れは定期的に必要になってきますし、上述の越境問題にも関連してくる場合も考えられます。
自分で十分に対処できるかどうか、少ない費用で対処できるかどうかを考えながらチェックするのがおすすめです。
その3:「内装・屋内」のチェックポイント【中古戸建て内見】
チェックするポイント | チェックする場所 |
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中古戸建てを内見する際、内装など屋内についてはまずはこれらをチェックしていくのが良いでしょう。
換気【内装・屋内のチェックポイント】
換気扇や空気の流れなど屋内の換気についてチェックしてみましょう。
湿気がたまりやすい屋内は劣化が早まることも考えられますし、体感的に不快感を感じることもあるかもしれません。
内見中は空気の通り道となりそうな窓やドアを開けておき、空気の動きを感じながら内見するのがおすすめです。
ココがポイント
特にキッチンなどはレンジフードがあると壁などの油汚れを減らすことができて修繕費も抑えられます。
レンジフードが無い場合でも4~5万円ほどで設置できる場合が多いので、将来的に壁紙の張替えや壁の修繕などを考慮してレンジフードの設置を考えても良いかもしれませんね。
排水【内装・屋内のチェックポイント】
キッチン・トイレ・浴室など水回りの排水をチェックしてみましょう。
- 排水口に向かって水が流れていくように勾配がついているかどうか
- 排水口周りで下水のニオイがしないかどうか
などをチェックするのがおすすめです。
排水周りでは、排水口と排水パイプに臭気蓋が取り付けられているとニオイ対策にもなるので併せてチェックしてみましょう。
ココがポイント
キッチンなどの排水管の途中にアングルバルブ(水を止める蛇口)があるとキッチン周りのメンテナンスの際にとても便利です。
業者さんに後付けでも設置してもらえるので、必要性や余裕がある場合はアングルバルブを設置してみるのも良いでしょう。
傾き【内装・屋内のチェックポイント】
屋内のいたるところの傾きをチェックしてみましょう。
建物全体が傾いている場合や屋内の床が傾いている場合が考えられますので、戸建てを内見するときは建物の隅々まで足を運んで傾きを感じるかどうかをチェックするのがおすすめです。
ココがポイント
寝室など傾きが気になりそうな個所では水平器などを用いて傾きをチェックした方が良いでしょう。
100均でも安い水平器が売ってますし、スマホのアプリにも水平器アプリがあり活用できます。
ニオイ【内装・屋内のチェックポイント】
建物に染み付いたニオイは根強くてなかなか取れないので、屋内のすべての場所のニオイをチェックしてみましょう。
ニオイの原因には下記を始めとして色んな原因が考えられます。
- ペット
- タバコ
- 通気性
- 湿気
日常生活を送る上で自身以外のニオイは地味にストレスになるので、傾きチェックと同様に内見中は常にアンテナを張ってニオイをチェックするのがおすすめです。
壁ひび割れ【内装・屋内のチェックポイント】
壁など屋内にひび割れが無いかどうかをチェックしてみましょう。
ひび割れがあるという事は建物自体が傾いたりズレた可能性が考えられます。
まずは自分の目で見て問題なさそうかどうか、可能であれば住宅診断などを頼んで問題ないかどうかを調べてもらうのがおすすめです。
天井雨漏り跡【内装・屋内のチェックポイント】
内見時には壁や床ばかりに気を取られて忘れがちな天井の雨漏り跡をチェックしてみましょう。
- 雨漏り跡が無いかどうか
- 雨漏り跡があっても修繕済みかどうか
などをチェックしていきます。
雨漏りがあるという事は屋根が既に劣化しているという事になるので、しっかりチェックするのがおすすめです。
コンセントの数・場所【内装・屋内のチェックポイント】
いつも使うことになる家電が問題なく置けるかどうかを知るために、コンセントの数や場所をチェックしてみましょう。
タコ足配線は火災の原因になる場合もあるので、可能な限り既に設置されているコンセントで賄えるのが理想的です。
アスベスト使用の有無【内装・屋内のチェックポイント】
内見している戸建てが建てられた時にアスベストを使用しているかどうかをチェックしてみましょう。
仮にアスベストが使用されていた場合は解体費や処分費が高額になってしまうので、将来的にリフォームや改築などをするときに思わぬ費用がかかってしまう可能性があります。
素人がパッと見て分かる事ではないので、不動産屋さんに建物の情報を調べてもらうのがおすすめです。
その4:「近隣について」のチェックポイント【中古戸建て内見】
チェックするポイント |
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中古戸建てを内見する際、近隣についてはまずはこれらをチェックしていくのが良いでしょう。
近隣トラブル【近隣についてのチェックポイント】
内見している戸建てが近隣トラブルが原因で売りに出されている場合、買った後に取り返しのつかないことになるかもしれないので近隣トラブルの有無をチェックしてみましょう。
- ゴミ出しトラブル
- 迷惑住民の有無
- ニオイ
- 騒音
人がかかわる事には大なり小なりトラブルはつきもの。
最悪の場合はニュースになるような問題や裁判沙汰になるような近隣トラブルになってしまうので、可能な範囲で近隣についての情報を集めるのがおすすめです。
ココがポイント
有益な情報を集めるのはなかなか難しいですが、
- まずは不動産屋さんに状況を教えてもらう
- できればご近所さんや周辺を歩いている人などに話を聞いてみる
などで可能な範囲で情報収集するのが良いでしょう。
かなりメンドクサイですが、住み始めてからトラブルに巻き込まれるよりマシですので、妥協しない方が良いでしょう。
スーパーの利便性【近隣についてのチェックポイント】
日常的に買い物をすることになるスーパーの利便性についてチェックしてみましょう。
- 価格
- 品揃え
- 道のり
- 店員の印象
など、日常生活をイメージしながらあらゆることをチェックするのがおすすめです。
品揃えや価格は食生活や家計にダイレクトに影響してしまいますし、スーパーまでの道のりが大変だったり治安が悪そうな場合は安心して生活できません。
買い物はほぼ毎日の事になると思われますので、内見をする前か終わった後にスーパーまで足を運んで実際に買い物をしてみるのがおすすめです。
ココがポイント
家計の事を考えると、コンビニではなくスーパーの方を重視してチェックするのが良いでしょう。
最寄り駅までの道のり【近隣についてのチェックポイント】
毎日のように使うことになるかもしれない最寄り駅までの道のりをチェックしてみましょう。
利便性に加えて安全性をチェックするために以下のような視点でチェックするのがおすすめです。
- 歩きやすさ
- 所要時間
- 街灯
- 治安
雨や台風などの悪天候でも問題なければ理想的です。
町内会・消防団などへの加入について【近隣についてのチェックポイント】
町内会や消防団などへの加入の必要性についてチェックしてみましょう。
中には高圧的な態度で加入を強制してくるケースも耳にしますし、加入しなければゴミ出し場所を利用させないなどの嫌がらせをされる場合もあるようです。
現大家さんから入居者さんに聞いてもらえるなどで情報を集めることができるかもしれませんので、不動産屋さんに問い合わせてみましょう。
内見のコツやよくある疑問【中古戸建て内見】
- 内見に必要なものって何?
- 内見におすすめの時間帯は?
- 内見は1日何件くらいが良いの?
- 内見の所要時間ってどれくらい?
- 内見は一件だけで決めても良いの?
- 内見して契約しないのはどうなの?
ワタシが中古戸建てを内見した時に「これをやっておけば良かった」と思ったコツや内見前に疑問に思ったことについてご紹介していきます。
内見に必要なものって何?【内見のコツやよくある疑問】
答え
- 動きやすくて汚れても良い服装
- 間取り図と筆記用具
- スリッパ
- メジャー
- 水平器
- スマホ
中古戸建てを内見する時には、これらの物を持っていくと便利です。
動きやすくて汚れても良い服装
- 移動や内見であちこちに動き回る
- 物件の掃除が行き届いていない場合がある
これらを考えて「動きやすくて汚れても良い服装」で行きましょう。
あまりお上品な格好で内見に行くと動きにくかったり、思わぬ所で汚れることもあるので要注意です。
間取り図と筆記用具
「紙媒体の間取り図」と「筆記用具」は必ず持っていきましょう。
間取り図と現物の違い、現場での印象、コンセントの位置などを素早く書き込めますし、気になった点やちょっとしたメモは裏面に書き込めます。
スマホのメモ帳機能よりも素早く簡単にメモが取れますので、紙とペンは必ず持っていきましょう。
スリッパ
前の入居者さんが退去してから時間が経っている場合などは床が汚れている可能性があるので「スリッパ」があると良いでしょう。
靴下の裏側が真っ黒になっても気にしないという方もいるかもしれませんので、「あったら良い」くらいに考えておけばOKです。
メジャー
- 室内の実際の広さ
- 出入り口の高さ
- ドアの寸法
- 天井の高さ
- 窓の広さ
このように、屋内外のあらゆる場所を計測するために「メジャー」は必ず持っていきましょう。
きちんとチェックしていないと、家具家電の運び込み、日常生活の中での導線、キッチンの使いやすさ等で後々後悔することもあり得るので、内見でメジャーは必須です。
ココがポイント
レーザー光線で長さを計測できる「レーザー距離計」という物もあります。
5,000円~10,000円くらいで購入できるので、余裕がある方や後々DIYなどで使う方は購入を検討してみても良いかもしれませんね。
水平器
床の傾きをチェックするために「水平器」があると良いでしょう。
100均にも売っていますが、ビー玉や円筒形のリップクリームなどで代用もできますし、スマホのアプリでも水平器があるので活用してみましょう。
スマホ
忘れることはかなり少ないと思いますが「スマホ」を持っていきましょう。
不動産屋さんの担当者さんとの連絡などで使うだけでなく、以下のように様々な使い方ができます。
- 懐中電灯
- メモ帳
- 水平器
- カメラ
意外な時にスマホを忘れてしまう場合もありますので、必ず忘れないようにチェックしてから出かけましょう。
ココがポイント
使い方によってはバッテリーの消耗が激しくなるかもしれませんので、モバイルバッテリーも併せて持っていくと安心です。
内見におすすめの時間帯は?【内見のコツやよくある疑問】
答え
- 自分が家にいることが多い時間帯をメインに見るのがおすすめです。
時間帯や曜日によって知ることができる情報はガラッと変わってくるのでいろんな時間帯に内見に行ければ理想的ですが、内見に行ける回数や時間帯が限られている人も多いと思います。
人によって知りたい情報は様々だと思われますので、自分が家にいるのが多い時間帯に内見して周囲の状況はどうなっているのかを調べてみるのが良いでしょう。
平日と休日で変わってきますが、以下のような視点でチェックしてみましょう。
時間帯 | 知ることができる情報(例) |
朝 |
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日中 |
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夜間 |
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内見は1日何件くらいが良いの?【内見のコツやよくある疑問】
答え
- 1日2~3件くらいにしておくのが無難です。
近くにある物件を周る場合や見るべきポイントが絞られている場合などは1日で5件以上などの内見ができるかもしれませんが、
- 流れ作業になるとしっかり吟味できない
- 移動時間を含めての所要時間
- 不動産屋さんの営業時間
などを考えると1日に2~3件くらいの内見にしておいた方が無難です。
内見の所要時間ってどれくらい?【内見のコツやよくある疑問】
答え
- 30分~1時間くらいが多いようです。
一般人目線では内見で見るべきポイントが分からなかったり、プロのように深く見ることができないので、30分~1時間くらいで内見する人が多いようです。
ココがポイント
ワタシが中古戸建てを内見した時は約2時間かかりました。
内見チェックポイントをたくさん用意していた事と不動産屋さんとのお話が長くなったので、しっかり内見したい場合は一つの所要時間例として参考にしてみてください。
内見は一件だけで決めても良いの?【内見のコツやよくある疑問】
答え
- 一件だけで決めても大丈夫です。
不動産屋さんの意見では3~5件くらいの内見で物件を購入する人が多いようですが、こちらのページを見ると1件で決める方もいれば10件くらい内見して購入する方もいて「完全に人によって様々」なようです。
一般的なケースは気にせず、自分の判断で「この物件で十分納得」「後でもっと良い物件が出てきても後悔しない」と思える場合は一軒の内見だけで購入しても良いでしょう。
内見して契約しないのはどうなの?【内見のコツやよくある疑問】
答え
- 契約しなくても問題ありません。
気になる点や納得がいかない点がある場合は「いったん考えます」と断っても大丈夫です。
中には申し込みをせかしてくる不動産屋さんもいるみたいですが、新しい家は自分自身の生活の基盤になっていきますしとても高い買い物になります。
買った後に後悔しないためにも妥協しないようにしましょう。
ココがポイント
何件も内見した上で購入する人が多いことは不動産屋さんも承知の上ですし、契約まで進んでくれるお客さんの方が不動産屋さんにとってメリットがあるので、いったん断ったとしても理解してくれるはずです。
「もとから買うつもりはないけど内見だけしたい」という考えは論外ですが、購入を前提に内見するのであれば契約しなくても全く問題ありません。
まとめ:中古戸建て内見のポイントは「期間ごとの生活ルーティンをイメージすること」と「許容範囲・妥協点を決めること」
中古戸建て内見のポイント
- 期間ごとの生活ルーティンをイメージする
- 許容範囲・妥協点を決める
中古戸建ての内見ではこれらを意識して内見すると「自分にとっての見るべきポイント」が見つけやすくなるでしょう。
ポイントその1:期間ごとの生活ルーティンをイメージすること
期間分けの一例 | 生活ルーティンの一例 |
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「日常生活の中でやっている生活ルーティンをこの場でやったらどんな感じになるんだろう?」とイメージしながら内見するのがおすすめです。
内見の第一印象が悪くても実際の導線などを考えると意外に悪くなかったり、逆に一見良さそうに見えても実はあまり良くないという場合もあり得ます。
細かい不便に思えたとしてもそれが毎日の事になると地味にストレスが溜まってしまうので、「その場に住んで日常生活を送っている姿」を想像しながら内見するのがおすすめです。
ココがポイント
新しい住まいでの新生活を想像しながら内見すると、内見自体が楽しくなるのでおすすめです。
ポイントその2:許容範囲・妥協点を決めること
新築の注文住宅とは違い、中古戸建てという時点で100点満点の物件はほぼ見つからないと思っておいた方が良いでしょう。
設備が無ければ設置が可能かどうか、老朽しているなら修理が可能かどうか等について、下記のような感じで許容範囲・妥協点を設定してみましょう。
- ◎:満点
- ○:合格点以上
- △:合格点未満だけど「許容できる」
- ✕:合格点未満で「許容できない」
最初から「多少の不便があっても許容範囲内なら受け入れる」という気持ちで内見するのがおすすめです。
ココがポイント
許容範囲・妥協点を決める際には、以下のようなものを考慮すると決めやすくなるでしょう。
- ・時間的
- ・金銭的
- ・労力
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